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感動した...
第4話
目を覚ますとそこは病室だった
俺は運良くそこら辺の人の通報ですぐ運ばれたらしい。
赭「……」
水くんには笑顔でいろって言われたけど
笑顔でいろってどうすればいいの…
赭「い、いー…!」
俺は歯を見せ口角を上げた
でもそれは笑顔じゃない
俺は笑わなすぎて笑顔を忘れてしまったんだ
赭「…どうしよう…ッ」
カチャ
赭「?」
誰が来た?
青「はぁはぁ…!!赭くんッッ!!」
赭「え…、」
俺が想像してた斜め上の人が来た
青「なんで頭を自分で強打したのッッ!!!」
しかもなんで俺が頭打ったの知ってるの…
赭「…あんたに関係ないだろ。」
紫「関係あるよ、ほんとに何してるの!!」
黄「後もうちょっと失血多量で○ぬとこだったんですよッ!!!」
赭「ち、ちょっと待って。なんで俺が頭打ったの知ってんの」
淡桃「たまたま通ったんだよお前が頭打った後の」
橙「そこら辺にいたおじいさんから話聞いたんや」
青「何馬鹿なことやってるの…ッ」
紫「しかも、サッカーなんて大っ嫌いだって頭打ったんでしょ…」
淡桃「やっぱりお前サッカーやってたんじゃねぇかよ、なんで嘘ついたんだよ、」
黄「しかも何年か前の雑誌の有名なサッカーチームに貴方らしき人が映ってるんですよ…」
その雑誌は3.4年前の俺のサッカー人生の全盛期の時だった。こんなのもう売ってない
おそらくたまたま見つけたんだろう。
赭「…だから何」
橙「…なぁまたサッカーやらんか?」
赭「へ?」
俺は衝撃を受けた
青「サッカー好きだったんでしょ…
大好きだったんでしょ…」
赭「ッ…!!」
青「…でしょ…?」
淡桃「今まで何があったか知らんが
またやってみようぜ。俺はお前がサッカーをまた好きになることをもう見えてる。1回でもいいから」
サッカーの試合に出てみねぇか。
その言葉に俺はまた衝撃を受けた。
赭「…俺はッ…
サッカーをやっちゃいけないって思ってた…ッ
でも、もうやってもいいのかな…ッ?泣ポロポロ」
青「もちろんだよッ…泣ポロ」
淡桃「ふっ…w
ダメなんて言うわけねぇだろ。ニコ グスッ」
橙「俺達とやり直さんか?サッカー人生!」
黄「もし、挫けても、泣いても
それが経験の積み重ねになって貴方はもっともっと上を目指して強くなれますニコ」
紫「昨日の自分と今日の自分を振り返れば
今日の自分の方が確実に強くなって成長してる。」
赭「…泣ポロポロ」
また、やり直せるかもしれない…
サッカーを続けていい理由になるかもしれない
淡桃「お前は結果と理由を追いすぎ
好きな事やるために理由なんて必要ねぇんだよ
ただ、がむしゃらに好きな事をやって楽しんで悔しむ。それだけでいいんだよ。」
青「もし、また辞めたくなったら僕に言って、?
僕で良ければ相談乗るから…!」
赭「…うわあああぁぁんッッ!!泣ポロポロポロ
ごめん…ッッごめんなさい…ッ!!泣ポロポロポロ
やりたいです…泣ポロポロポロ
サッカーやらせてください…ッ泣ポロポロ」
淡桃「あぁ…好きなだけやれ。ニコ 泣ポロ」
紫「その分、いっぱい頑張ってもらうから!!ニコ 泣ポロ」
黄「僕が足でまといになったらよろしくお願いしますよっ?!w」
橙「俺の方が身長高いからって駄々こねるんやないぞーw」
赭「ふふ…w
うるさ…ニコw」
青「改めて、」
サッカーやろうぜッ!!!
長めと感動かなー…?🙂w