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#狂愛
柏木さくら
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臣桜
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徹君は、陸斗の顔をじっと見つめている。
陸斗は、徹君の顔を凝視している。
な、なんか…気まずい雰囲気だな。
よわった、と思い 私はなぜか焦った。
(親父には先に釘を刺しておいたけど、徹とは口裏合わせてなかったからな。クソ、瀬里香の馬鹿! 余計なことを聞きやがって)
陸斗は不機嫌極まりない顔つきになった。
「俺、大学に行きたいとは思いませんでした」
徹君が穏やかな口調で、私にそう言った。
「母がいた頃は、父と一緒に店をやっていたから もしその状況が続いていたら考えなくもなかったかもしれませんが。母が亡くなって、父が1人でやっていくのは大変だろうと思ってたので、家業を手伝おうと決めたんです。
やってみると案外楽しいですし、この仕事」
「そっか‥ なら良かった。徹君には合ってたんだね」
陸斗はホッとした。
言わずとも、徹が空気を読んでくれていて 安心した。
「瀬里香さん…今、幸せですか?」
今度は徹君の唐突な、且つ意外な質問に 私も陸斗も唖然とした。
コメント
1件
おお、第39話読み終えたよ!徹君の「幸せですか?」って質問、めっちゃズシンときたわ…。陸斗の内心の焦りや、徹君の空気読んだフォローから一転しての唐突な直球。家族の形とか、それぞれの選択とか、キャラの心情がじわじわ伝わってくる良エピソードだった。里衣さん、いつも人間関係の描き方上手いな〜!