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侑「」 治『』 他の人 名【】


記憶持ってる人:角名、北、治のみ


─高二

─侑視点─


あれ以降、治と関わるのをやめた。こっちが辛くなる。

あとから気づいたことだか、俺は治のことが好きになった。

あの笑顔も、あの声も。全てを好きになってしまった。

でも、あのモヤモヤは?嫉妬とかではない、他の何か。

_自分で思い出す。それしか方法はない。

治、角名、北さん…銀。全員、会ったことがある。それは確信だ。


「、治…」


治が恋しい。そんなことを言ってしまうのは気持ち悪がられる。けれど、治と話したい。会いたい。伝えたい。

そんな想いを、どう実現したらいいのか。

どうすれば、…

_思い出の、場所、?



─公園


何故か体が公園に向かっていた。咄嗟に考えついたのが、公園。

いつも誰かと喧嘩した時に来ていた、公園…

なんで、なんでや…なんで、 思い出さんねんッ…

何か引っかかる。確かに、確かにここへ来ていた感覚はある。誰かと、…


「なんで、思い出さんねん…ッ(泣」

「誰かと来てたやろ、誰かと喧嘩してたやろ、その度、ここの公園に来てたはずやろ…ッッ(泣」


もう、思い出すことは出来ないのだろうか。



また、来るか。



?【_ツム、?】




─治視点─


久しぶりにあの公園へ行ったら、侑がおった。

なんで、おったん…?

あそこは俺と侑しか知らない公園。なにか思い出したのか…?


『(あかん、こっち来る)』


はよ隠れな…


_がさっ─


「?…気のせいか」


どうやら帰ったらしい。良かった、バレんかった…


『…久しぶりに来たなぁ、ほんま』


いつ来ても変わらん、この景色

喧嘩しとった時必ずここにおったもんなぁ


『…ははっ』


どうすればええんやろ

侑を思い出させる?けど、それやとまた苦しめる

なら、思い出させない方がええ。やのに、なんで、こんな…




──


─侑視点─


明日、治と話すか、?

隠し事されて、ええ気分になるやつなんておらん。

角名たちとも、話さな。


─学校


「治」

『(ビクッ』


急に話しかけたからか、治はびっくりしていた。

そんなことはいい。はよ聞かな。


「お前、なんか隠しとるやろ?」

『…何がや』

「前からまともに話してへんし、避けとるやん」

『…避けてへんやろ、別のクラスになったからやない?』


…は?なわけないやろ。そう内心で思いつつも聞きたいことを全て聞かなきゃ気が済まない。


「それでも、バレーするとき避けとるやん」

「話しかけるたんび、他の人んところ行くやん」


これは、嫉妬でもある。自分と話さない寂しさもありつつ、気になる点が多かった。


『そんなん俺の勝手やろ。なんも隠してへんし、お前はしらんでええことや』


「_知らんでええこと?」


『(はっ、あかん、口滑った) 』

「やっぱ何が隠してるやん」

「正直に言えや」

『…なんでそこまで探るん?』

『人には言えないこと一つや二つあるやろ』

『そーいうんやめてくれへん?』


治の言う通り。やけど、何も言わんで避けるんとはちゃうんやないん?


─治視点─


侑にバレんよう、キツイ口調で言った。

心は痛むが、これは侑のため。そう何度も思う。


「けど」


「やけど、なんも言わんで避けるんはないやろ」

「角名も、北さんも、全員俺の事避けてるやん」

「おれ、なんかしたん、?」


震えた声で言う。泣くのを我慢しているのだろう。

あぁ、また前みたいになるんや

また、侑を傷つけてまう

なら、なら嫌われても_


?【治、侑ッ!】


どこからか、声が聞こえる


───────────────────

多分次回くらいで完結にします!!

番外編は一応書く予定ではあります😌

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