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私が黒板掃除をしていれば、クスクスと笑い声が近くで聞こえる
笑わないで欲しい。好きで低身長やってる訳じゃない。
「陽葵さん、そんなんじゃ休み時間終わっちゃうよ?」
「私に押し付けた男子が悪いから、別にいい」
「ふーん?代わってあげようか」
何だこの人は
仕方ないので黒板消しを渡した。身長高い。
茶化してくる男子達より高い。
「そういえば、名前は?」
「覚えてないの?悲しいなぁ…新学期始まってからまぁまぁ経つのに」
人の名前を覚えるのは苦手だ。
「神野涼介ね」
「うん、もしかしたら忘れるかもしれない」
そう言うとまたクスクス笑う。
「覚える努力とかしようね」
努力をした結果がこちらとなります
そんなことを考えていれば、涼介くんが口を動かす
「それより陽葵さんさ、ギターとかなんか楽器やってる?」