おんりー視点
今日は、ドズさんとぼんさん、MENとおらふくんの4人が、うちに来る予定。
せっかくだから、もっと仲良くなれるようにと、ドズさんたちが、シェアハウスを提案してきたのがキッカケ。
自分の家が、シェアハウスから1番遠いから、引越しが最後になった。
まあ、シェアハウスが決まってから、そんなに日も経っていないし、ワクワクがとまらなくて、あっという間に自分の番になったけど。
ふと、時計を見てみると、約束の時間から、それなりに時間が経っていた。
お「おかしいな。もう着いててもいい時間なのに」
近くの公園まで歩いて行ってみたけど、だれもいない。
試しに、おらふくんにメールをしてみる。
『おらふくん?なにかあったの?』
同じようなメールを、全員に送っておく。
5分ほど、家で返信を待ってみたけど、返信どころか、既読もつかない。
おらふくん一人なら、まだ気づかないだけかもしれないけど、4人全員は、心配だ。
家を飛び出して、シェアハウスまで急ぐ。
シェアハウスに着いた。けど、本当に。ここがシェアハウスか?
疑うほど、シェアハウスは、違った。
シェアハウスは、
なんだ。なにがあったんた。
わけがわからなくらりながらも、たくさんの人の奥にいた、警察の1人に声をかける。
お「あの。ここで何かあったんですか?」
嘘であってほしい。4人は、家にいない。俺の家に向かっていてほしい。
そんな希望を抱えながら、話す。
お「ここ、友達の家なんです。シェアハウスすることにしてして、今日引越す予定なんですが」
警「そうでしたか。では、着いてきてください。中で、詳しいことを説明します」
警察官の1人につれられて、家の中に入った。
中には、たくさんの警察の人がいる。ドラマでしか、見ないような人が。
いつのまにか、持っていた希望よりも、悪い予感が大きかった。
話はリビングで。と言われ、足を動かして玄関の先に行くと、そこには、赤黒い小さな池が、4つ、あった。
その場で立ちすくんだ自分を見て、警察の人が口を開いた。
刑「捜査一課の、田中刑事です。率直に申し上げると、この場にいた4人の男性が、殺害されました。事件当時、何処にいたのか、教えていただけますか?」
そこからは、なにも覚えていない。
ニュースでは、特にやっていなかったけど、きっと、警察とかに任せて終わったのだろう。
シェアハウスは、1人で暮らしている。
直前まで、4人がいた家。みんなのものもあるし。
だけど、5人で住む家だったから、1人暮らしには大きすぎる。でも、そこに住んでいる。
気がつけば、事件が終わってから、一か月が経っていた。
自殺はしなかった。
不思議と、みんながそばにいる気がするから。
『第一幕 変わる日常』FIN
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