目移りする女

本庄さんが泣いてた。

住人達が

亡くなったって？…

え？…

車の中で酸素がなくて窒息したって

昨夜あったのに？…

寒気した私。

TELがなってた。

私は急いで出た。

モシモシ？広瀬です。

広瀬さん？…美矢さんか？。奈緒が亡くなったって。

誰なの？、

ごめん僕近藤祐也だよ…悪いな朝からTELして

それで奈緒にお悔やみしてくれないか？…

良いわよ。奈緒と義兄妹ですってね？

ごめん…黙ってて。

どちらのお寺に行ったら良いの？…

西区の…

祐也、

待ってくれよ…

私は相手の声を聞いた。

親父だよ…ごめん

私は職場に連絡した。

恐れいります。

はい。友人の家族が亡くなったのでお休みしたいって二日間を取った。

誰かに傍に居てもらいたかった。

美矢さん…

きゃあ！…脩さん…

片山奈緒の葬儀に出るって言った。

俺も祐也に言われたから…

でもお互いのおつきあいしてること黙ってて？…

そうする。

着替えに行くって出た。

広瀬さん…

ん？…

私の名前？…振り替えったら隣のご主人が立ってた。

あんたが広瀬美矢さん…

奈緒に殺された…

え？…

あのアバズレ…彼を連れてくるか…

車の中で首を締められた

いつのお話しですか？…

３日前に私の部屋にきた。

しのぶが病院に行った後だった…

美矢さん～迎えにきたよ笑っ

脩さんが来たら

本庄さんがいなかった、

また亡霊？…

美矢さん？どうした？

なんでもない…

ごめんなさい。着替えてなかった…

待ってる。

喪服のスーツを着て

パンストを

大きなバックに詰めた。

熨斗袋買わないと…

どうした？…

熱あるのか？…おでこに手をつけてくれた…

優しさがこもってた。

震えてるな。

大丈夫よ。

部屋の中を見て、ドアを閉める時に本庄さんを見た。

たのむって口を動かしてた。

カチッ…

奈緒さんの葬儀に出席したら。

お父さんに会った、

美矢？…来たのか。

私の生徒だから…

事実を聞いた。

先に写真を見て、

綺麗な顔をしてた、

お焼香を済ませたい。

私は拝んでた。

肩に誰かの手が

ありがとう…美矢さん…

顔を上げたら祐也さんだった…

ねぇ？…奈緒さんが出たって言った。

奈緒の幽霊か？…あの娘も気にしてたよ。広瀬先生にあって謝りたかったって、

偶然なのか…

え？…本庄さんの奥さんと会った。

どうゆうこと？…

ひそひそ話が聞こえてきた。

本庄さんのご主人と娘が不倫してたとか…

ありえないでしょ…

何人もつきあってたの？奈緒さん…

終わった？…美矢さん。

あ、木村さん…

隣の住人だって言っておいた。

そうする？。

また意外な人物がお悔やみに来てた。

教授…

祐也さんを観たら眼で追ってた…

片山？…

すまないね。西郷さん…

ご主人と奥さんが挨拶してた、

私は脩さんと顔を見合わせた。

まだ犯人捕まってないってな？…

駿介？…

さと美、

先生笑っ

広瀬先生が居たよ…

ほらきたよ…

ごめん…送れた

昨夜来れなかったから

目先を観た。

え？…あの彼？…奈緒さんといた…