テラーノベル
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篠崎莉音「ねぇ、そういえばさ、貴方の名前は?聞いてなかったよね。」
??? 「ん、?名前?名前……えーっと……。あれ、?何だっけ……。」
篠崎莉音「え、もしかして名前忘れた……?」
??? 「……うん。忘れちゃったみたい……。」
篠崎莉音「まじか……」
??? 「あ、そうだ!ねぇ!お姉さん!お姉さんが僕の名前決めてよ!」
篠崎莉音「え、私が決めていいの?」
??? 「うん!」
篠崎莉音「んー、、じゃあ、幽霊の男の子だから、「優羽」とかは??」
??? 「……!!」
篠崎莉音「何てね……安直過ぎるよね?」
??? 「良い!それがいい!優羽……!かっこいい!」
篠崎莉音「本当にそれでいいの?って、名ずけ親の私が言うことじゃないけど……」
優羽 「うん!これがいい!!」
篠崎莉音「分かった。じゃあ宜しくね。優羽。」
優羽「うん!!!」
篠崎莉音「ん?何してるの?優羽」
優羽「んー?カレンダーに丸つけてるのー!」
篠崎莉音「ふーん……?」
(てか、幽霊ってペンとか使えるんだ…)
篠崎莉音「因みに、なんの記念日とかあるの?」
優羽「ん!僕の名前が決まった記念日!それとお姉さんと出会えた記念日でもあるから!」
篠崎莉音(う……!!!可愛い!!)
優羽「?お姉さん……?どうしたの?」
篠崎莉音「だい、大丈夫。少し神々しく見えただけだから……」
優羽「????」
そう、何を隠そう……私は
重度の 「ショタコン」なのだ。
あ、でもだからと言って手とかは出さないのでご安心を。眺めてるだけでもニヤけが止まらないのだ。そんなショタが今目の前にいるのだからそんな反応になって仕方ない。
篠崎莉音「てかさ、優羽。優羽の服装ってなんかあれじゃない??汚れてて、ダボッとしてるよね?」
優羽「そう、かな??自分じゃ分からなかったな……」
篠崎莉音「良しっ!買おう!」
優羽「……!買ってくれるの?!」
篠崎莉音「任せて!guguzonnに頼めばすぐに来るから!」
優羽「へぇ〜…凄い……!」
カチッ、カチッ……
優羽「わぁ?!え、なんか動いた……!!」
篠崎莉音(1回1回の反応が可愛いんだよなぁ…。てかカーソルとか見たことない?のかな?マウスだって初めて見たような反応だったし。パソコン自体が初めて……?なのかな?)
ウィーン……ウィーン……。
優羽「?!?!?」
篠崎莉音「ん?優羽?どうしたの?」
優羽「お姉さん、あれ、何??なんか一人で動いてる……。」
篠崎莉音「ああ、あれか。あれはね?「ルンボ」って言ってね、自動で動いて掃除をしてくれるロボットだよ。」
優羽「凄い……!凄い……!!」
篠崎莉音(今どきルンボにこんなに反応するなんて……。この子はかなり昔?に亡くなってるのかな……?)
優羽「〜〜〜っ🎶」
篠崎莉音「どうかな?私の初料理。てか人に食べさせるの初めてなんだけど……」
優羽「美味しい!美味しいよ!」
篠崎莉音「なら良かった。(幽霊ってペンも使えるし、普通にご飯も食べれる?んだ……?凄いな。)」
優羽「そうだ!お姉さんの名前は……?僕の名前はお姉さんが着けてくれたけど、僕まだお姉さんの名前知らない……」
篠崎莉音「あ、そっか。そうだったね。私は、「篠崎莉音」だよ。」
優羽「えっと、?しの、し、、えっと……。」
篠崎莉音「しのさきりおん。だよ。」
優羽「すごく可愛い名前……!」
篠崎莉音「ふふ。ありがとう。」
(可愛いなんて言われたの久しぶりだから、なんかちょっと照れるな…)
優羽「そうだ。じゃあ今日から僕、お姉さんのこと、莉音お姉ちゃんって呼ぶ!!」
篠崎莉音「良いよ。」
優羽「……!やったあ!!」
篠崎莉音(う、、!ほんとに可愛い……!)
篠崎莉音「ねぇ、そういえばさ、優羽はいつからここにいるの?」
優羽「んー、、いつからかは忘れたけど、多分ずっと前。今が多分僕、15?6?くらいだから、小学校くらい?かな。」
篠崎莉音「……そっか。」
(小学校……そんな小さい頃からずっとひとりで……。寂しかったよね…)
優羽「でもね!寂しくなかったよ!」
篠崎莉音「え?」
優羽「あのね!このアパートにはね!僕以外にも居るんだよ!」
篠崎莉音「え?いるって……?まさか……」
優羽「そう!僕以外にも沢山お兄ちゃんたちが居るんだよー!」
篠崎莉音(マジかー!!だから名前が「陽海奏」なのかー!)
優羽「今度お姉ちゃんにも会わせてあげるね!」
篠崎莉音「うん、わかった……」
こうして奇妙な同居生活が始まった私なのでした。
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