僕ね!ナイチと食事をするのが大好きなんだ!
ナイチの作る、おにぎりが特に大好き!
日帝「美味しいか?パラオ」
パラオ「うん!味大丈夫!」
日帝「そうか」ニコッ
ほっぺたにご飯粒をつけないように、しているけど、でも、美味しくてつい急いで食べちゃうんだよね!
そんな僕に、ナイチはいつも笑顔を向けてくれて「そんなに慌てなくても大丈夫だぞ」って言ってくれるんだ!
僕は、優しいナイチと一緒に食事が出来るこの時間も大好き!
暖かいねって、美味しいねって笑い合うだけで幸せなんだ!
幼い頃から、僕はいつも一人で食事をしていた。
だけど、ナイチと出会って全部が変わったんだ
楽しい事も涙も僕は、ナイチに話した。
パラオ「でね!その時僕は!」
日帝「ソレは凄いな!」
日帝「流石、パラオだな」
微笑みながら、僕の頭を撫でてくれるその手が好きだ。僕の話を真剣に聞いてくれるその瞳が好きだ。強く優しい声で、僕の名前を言ってくれるその声が好きだ。
僕は、ナイチが大好きだ。
でもね。ナイチが、最近遠くに出掛ける事が多くなったんだ。
前までは、毎日僕と一緒に食事をしていたけど、最近は、一週間に一回にナイチに会いその日に、食事をしている。
でも、その時間も宝物の様に楽しい時間だった。
パラオ「ナイチもう帰るの……?」
日帝「嗚呼、すまない……」
その日も、ナイチは何処か遠くにお出かけをするらしい。
パラオ「……」
本音を言うと、行かないで欲しかった。
ずっと、側に居てほしかった。
でも、ナイチを困らせたくなかった。だから、我儘は言わずに、僕は笑顔でナイチを見送っている。
パラオ「……次はいつ会える?」
その言葉に、一瞬ナイチの顔が少し悲しそうな顔をした。
だけど、またいつもの優しいナイチに戻る。
日帝「……少し会えるのが遅くなるかもな」
何か隠している様子に見えたけど、何となく聞いては駄目な気がし、僕は素直に返事をする。
パラオ「………分かった」
パラオ「気をつけてね!」
手を振りながら、ナイチを見送った後僕は、次にナイチと会える日を楽しみにしていた。
数日間、数週間前、数ヶ月間___
季節が変わってもナイチは帰って来なかった。
パラオ「………」
今日も食事を頂く。
冷たい食事を。
僕は、ずっとナイチを待つよ。
だからさ。
早く帰ってきて、また笑いながら食事をしようよ。
ナイチが居ないと、食事が冷たいんだ。
僕はナイチの帰りを今日も待つ。
ナイチと会えるその日を夢に見ながら____
コメント
1件