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めめが帰ってきたそうなのでそっちを1話だけ書かせてください!
彼女会は明日投稿します🙇♀️
めめこじmainです!
深澤「康二、落ち着けってwww」
空港の到着ロビー。一般のお客さんに迷惑がかからないよう、少し離れた待合スペースのベンチで、深澤辰哉が呆れたように声を立てて笑った。
隣に座る恋人の岩本照は、そんな深澤の腰に自然と腕を回し、お気に入りの男をあやすようにその頭を優しく撫でている。
向井「だってー! めめもうすぐ帰ってくるんやで! 楽しみやん! 早く顔見たいんやもん!」
向井康二はベンチに座ることもできず、スマートフォンのフライト運行状況の画面と、到着ゲートの電光掲示板を何度も何度も往復して見つめている。大好きな恋人との久々の再会を前に、その姿はまるで遠足を楽しみに待つ子供そのものだ。
阿部「康二、気持ちはわかるけど、そんなにウロウロしてたら目黒が見つける前に不審者で捕まっちゃうよ?」
阿部亮平が苦笑しながら、手元に用意した案内板を整える。
向井「大丈夫だって! 佐久間くんも一緒にゲート張るから!」
佐久間「おぅよ康二! 蓮がゲートから出てきた瞬間、全力の笑顔で迎える準備は万端だぜ!」
佐久間大介が鼻息荒く拳を突き上げるが、すぐに阿部がその細い腰を後ろからきゅっと抱きしめて引き戻した。
阿部「こら佐久間、空港で騒いじゃダメでしょ」
佐久間「あべちゃんが抱きしめてくれるなら大人しくするー!」
と、あべさくの二人は早くも自分たちの甘い世界に入り込んでいる。
渡辺「……にしても、遅くね?」
少し離れた自販機の前に寄りかかり、渡辺翔太が手持ち無沙汰そうにスマホの時計を見た。カナダからの長旅なのは分かっているが、待ちきれないのは康二だけではないらしい。そんな渡辺の様子を見て、隣に立っていた宮舘涼太がぽつりと言った。
宮舘「翔太、飛行機はちゃんと着いてるから。今ちょうど荷物受け取ってるところだよ。そんなに焦んなくても、目黒は逃ないって」
渡辺「……別に焦ってねえし。ちょっと喉乾いただけだし」
宮舘「はいはい。じゃあ冷たいお茶でも買う?」
渡辺「ねえ、涼太」
宮舘「ん?」
渡辺「俺、緑茶がいい」
宮舘「わかったよ」
宮舘は優しく微笑むと、当然のように渡辺の好みのボタンを押す。二人の間に流れるのは、長年一緒にいる恋人同士にしか出せない、甘く落ち着いた空気感だった。
その時、到着ゲートの自動ドアが静かに開いた。大きなキャリーケースを引き、黒いキャップを深く被った高身長の男が、ゆっくりとロビーへと歩み出てくる。長旅の疲れを少し覗かせながらも、その佇まいは間違いなく目黒蓮だった。
向井「あ、めめや……! めめーーーー!!」
康二のセンサーが真っ先に反応した。周りの視線を集めないよう、声のボリュームを抑えつつも、愛しい目黒の姿を見た瞬間に一気に胸が熱くなる。ここが空港のロビーで、メンバーも後ろで見守っている。だから絶対に格好悪い姿は見せない、泣かないと決めていた。康二はぎゅっと唇を噛み締め、潤みそうになる目を何度も瞬きさせて、溢れそうな涙を必死に堪えながら猛ダッシュでその胸へと飛び込んだ。がっしりとした目黒の体に腕を回し、これでもかと強く抱きつく。
向井「めめぇ……っ! おかえり……っ、」
目黒のコートを掴む康二の手は小さく震えている。鼻の頭を真っ赤にして、必死に涙を堪えようと上を向く健気な姿に、目黒の胸の奥がぎゅっと締め付けられた。目黒はキャリーケースから手を離すと、空いた両腕で康二の体をこれ以上ないほど強く抱きしめ返した。愛しい恋人の匂いを胸いっぱいに吸い込み、その存在の重みを確かめるように、背中に回した腕にぐっと力を込める。
目黒「ただいま、康二。……やっと会えた」
目黒の少し低くて心地よい声が、耳元でダイレクトに響く。それだけで体にじわじわと体温が戻ってくるような感覚に、康二はさらに目黒の胸に顔を押し付けた。
向井「毎日、何回も動画とか写真とか送ってごめんなぁ……迷惑じゃなかった?」
目黒「何言ってるの。めちゃくちゃ嬉しかったよ。時差のせいでなかなかすぐに返事できなくてごめん。でも、ずっと康二に会いたくて、本当に気が狂いそうだった」
目黒は腕の中の愛しい存在を少しだけ引き離すと、涙を堪えてうるうると震える康二の顔を見つめた。大きな両手で康二の頬を包み込み、そっと親指でその目元に触れる。その指先から伝わる目黒の体温があまりにも優しくて、張り詰めていた康二の決界が崩れてしまった。堪えていた涙が一気にポロポロと頬を伝って流れ落ちる。
向井「あ、アカン……泣かんって決めてたのに……っ」
目黒「我慢しなくていいよ。……ほら、泣かないでよ、かわい」
目黒は愛おしさが限界を超えたようにふっと目を細めると、親指で優しく涙を拭い、そのまま康二の額に自分の額をそっと重ね合わせた。至近距離で見つめ合う二人の視線が熱く絡み合う。
目黒「本当に寂しかった。離れてる間、ずっと康二のことばっかり考えてたよ。……本当に好きだよ、康二」
周りの音がすべて消え去ったかのような空間で、目黒から真っ直ぐに注がれる甘く真摯な告白。康二は顔を真っ赤に染めながら、溢れる涙もそのままに、目黒のジャケットをきゅっと握りしめて小さく頷いた。
向井「ぐすっ……俺も、毎日めめの夢ばっかり見てた……。俺の方が、めめのこと世界で一番好きだよ……っ」
もう一度確かめ合うように、目黒は康二を優しく、けれど片時も離さないという強い意志を込めて強く抱きしめた。
深澤「はいはい、お熱いところ申し訳ないけど、一回こっち戻ってこーい」
深澤が照の肩に頭を預けながら、遠くからひらひらと手を振る。目黒は康二の腰にしっかりと腕を回して引き寄せたまま、涙を拭ってあげるように彼の顔を優しく気遣いながら、メンバーの待つベンチへと歩み寄ってきた。
目黒「みんな、ただいま帰りました」
岩本「おかえり、目黒!」
阿部「お疲れ!」
佐久間「蓮お帰り!!」
岩本や阿部、佐久間が次々と目黒の帰国を労う中、目黒は隣にいる康二の手を恋人繋ぎでぎゅっと握り直した。
目黒「やっぱり、みんなに会うと帰ってきたって実感しますね」
宮舘「当たり前じゃん。これから毎日一緒だよ」
宮舘も少し笑って、目黒の帰国を歓迎するようにその肩をぽんと叩いた。その隣では、渡辺が宮舘に買ってもらった緑茶を嬉しそうに飲んでいる。
康二「もう絶対離さへんからなー!」
康二がまだ少し潤んだ目で目黒の腕にしっかりと抱きつく。
長旅を終えた目黒の心を一番に癒したのは、間違いなく、この温かくて愛おしい、世界で一番大切な恋人の特等席だった。
コメント
3件
めめおかえりなさい!!! んでもってなんかめめこじ以外もいちゃついてて尊
空港の再会シーン、もう胸がいっぱいになりました。荷物受け取りも待ちきれずにウロウロする康二さんが愛おしくて、涙を堪えて飛び込む姿にじんときます。目黒さんの「泣かないでよ、かわい」は反則級ですね。お互いの「好き」を確かめ合うやり取りも尊い。後ろで見守るそれぞれのカップル描写も絶妙で、最後の「特等席」という締めがすごく素敵でした。ほっこりする1話をありがとうございます!