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ご無沙汰してます。
・kyrt ・同棲中
皆さんご存知でしょうか。12/21は「遠距離恋愛の日」。
と言うわけで、遠距離恋愛ではないけど【kyが仕事の都合上数日間くらい家に居ない】という設定で書きました。
補足すると、仕事はゲーム実況ではない世界線かもしれません(ご都合)
╴ ╴ ╴
rt side
リビングで一人、退屈に天井を眺めていた時、不意にスマホが鳴った。
気分が落ち込み気味だったため、無視しようかと思ったが、画面に表示された名前を見て瞬でスマホを手に取った。
「あ、レトさん?」
「キヨくん…!」
「電話出るの早いね〜」
そうキヨくんがふふっと笑う。
ここ数日会えてないがため、すぐ電話をとってしまったけど、確かに今のは早すぎた。
段々恥ずかしくなる。
「だって…──〜」
「寂しかったの?」
「…言わなくても分かるでしょ」
「えぇ〜ちゃんと言ってくれなきゃ分かんないなぁ〜?」
「うぜぇ…」
どうせ電話越しにニヤニヤしてんだろうな。
まぁでも、寂しいのは嘘じゃないし…。
「寂しい、よ…」
「ふっ、可愛い」
「またそういうこと…」
そうやって茶化されながらも、向こうの愚痴聞いたり、お土産何がいいかとか、俺らは他愛もない話をした。
「早く、帰りたい…」
キヨくんが独り言のように呟く。
「───、うん」
「帰ったら、一番にレトさんに抱きつきに行く」
「…うん」
「それで、押し倒して…」
「うん…?」
「そのまま、キスし…」
「ちょ、ちょっと待って!?」
流石に黙って聞いてられなくて止めに入る。
突然何を言い出すんだこいつは。
「大丈夫?疲れてるんじゃない?」
「確かに慣れないことで疲れてるかもしれないけど、いつも通りだよ」
「そ、そう…?」
確かに、普段から偶に変態じみた様なこと言ってくるけど、こんな突然言い出すことなんてなかった…と思う。
俺は、さっきのキヨくんの呟きより小さな声を出した。
「…帰ったら」
「ん?」
「帰ったら、さっき言ってたこと、いくらでもできるから…大丈夫、だよ」
自分で言っててちょっと恥ずかしくなる。
暫く沈黙が続き、電話口からキヨくんの溜息が聞こえてきた。
「キヨくん?」
「余計帰りたくなった…」
「あ…ごめん…?」
╴ ╴ ╴
過去一短かった。多分。
これ実はkyの方がrtより照れてたら萌える(私が)