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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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この頃のキラリの唯一の親友で

同じクラスの 「 陽子 」は

町一番の大きな工場の社長令嬢でした






キラリは毎日学校から帰ると陽子の家で

遊んでいました



そして 陽子のお母さんは

キラリのことをとても可愛がってくれました




陽子のお母さんは

小さい体に茶髪のパンチパーマ そしていつも

ヒョウ柄のスパッツを履いて


いわゆる 典型的な



「大阪のおばちゃん」


でした






キラリはこのおばちゃんが大好きでした








その頃のキラリの家では無職の父が

いつも昼間からお酒を飲んで寝ていました


酒ビタリの父にとって

おそらく昼とか夜とかの時間の概念は

なくなっていたのでしょう


幼くして母を亡くしたキラリは父との二人暮らしで




思えばあの頃の父はどうやって

生活の生計を立てていたのか

大人になった今考えてもさっぱり分かりません





そんなキラリに

いろんな世間というものを見せてくれたのは

陽子のおばちゃんでした


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