革靴の踵が、地面を深く踏みしめた。
アスファルトの慣れた硬さが、俺を緊張から解放する。
「はー……」
達成感と疲労感がちょうど半分ずつ入り混じったような吐息をつきながら、ネクタイのノットに指をかけ、僅かに緩めた。
そうして、束の間の休息を取った俺の背中から、中田が窺うような視線で見上げて顔を出す。
「あの……」
振り返り、何故か眉尻の下がる中田を見下ろしてから、小首を傾げた。
「うん?」
どうした、と促すような声調で尋ねると、中田は狼狽えた様子で答える。
「あの、すみません……私……つい出しゃばってしまって……村尾さんのお邪魔を……」
沈痛な面持ちで言葉を絞り出す中田は、どういうわけか、単語を一つ放つ度に思い詰めていく。
「いや……」
何を言ってるんだ。
そんなことはない。
続く言葉は粗方決まっているが、告****************************
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