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第42話 魔法訓練開始
「どうやって長時間魔法を使えるようになるか、それに関する話をしよう」
過保護ジェイドを何とか説得し、「魔法を長時間使うための方法」を教えてもらうことになった理世。
「ただ最初に言っておくと、長時間使えば疲れるのは当たり前の話なんだ」
理世の顔が、少し不満そうになる。
それをどうにかしたいという話なのに、話が戻ってしまった感じがしたからだ。
「度合いは人それぞれ違うから……だからこそ、土砂撤去のときに僕がちゃんと気遣うべきだったんだ」
「……そうかもしれないけど、でも疲れるまでの時間を延ばす方法とかってないの?」
話の雲行きを怪しく感じた理世が、追いすがるようにたずねる。
「結論を言えば、使い慣れるしかないんだよ。あとは、本人の素質の問題」
「それって……結局、素質がなかったら長時間は使えないってこと?」
「極端に言えばそうだけど、少し違う」***************
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