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つらら
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CODE-V:Jp
──信じるな
俺は、そう言われ続けた。……繋がった血の違いだけで差別するのは、おかしい事だろう?
「……やっぱり、今回も……」
“俺”が”俺”でいるには、”俺が変わらないと”いけない。
「……ねえ、そこの君!」
だから”俺”は──
「──俺、君と仲良くなりたい!」
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CODE-V:Yu
「──満点です」
そんな先生の声と生徒の声が耳を劈いていた。
(……うるさいなぁ……)
そして目の前にあるのは、白いものに赤く染まった、紙だった。こんなの、何度も見た。みんなだって沢山見てきただろ。
(……つまんない)
何か無いのかな……俺の真っ白な心に、赤く染ったそれを塗ってくれるもの。
(何か、何か……)
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CODE-V:Et
──ガンッ
傍から鈍い音が聞こえた。
見たら、BIRDがBIRDを見下ろしていた。見下ろされていたBIRDの身体には、傷を含んでいた。
すぐに気付けなかった自分と、見下ろしている同族で別族の奴を酷く睨んだ。
──それからは、覚えてない。気付いたら、目の前には血を流した奴と、右手には鉄の臭いのする液体が飛び散った槍があった。ただ、イライラは無くなっていて、マズイ、という感情しか残ってなかった。私はもう、許されない──
「──ありがとう……!」
「……え……?」
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CODE-V:Ao
〜♬.*゚
〖あいつさぁ……女でもないのになんで音楽やってんの?〗
〖知らない。女に憧れてるアホなんじゃないの〗
〖え、キモ……〗
〖そんなことするくらいなら勉強しろよ〗
「……」
何を聞いたって、何を吐かれたって、何故か俺の右手と口は止まらなかった。
──何故か、止められなかった。
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CODE-V:Mo
──お願いします
身体についた傷が、”今”を変えたいと叫ぶ。例え、その引換に誰かが死んだとしても。
「──変えて下さい」
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CODE-V:Si
あの時は、どんな時でも忘れられない。
火が、バチバチ鳴っている。
「逃げなさい!」
世界を初めて見て知って、何がどうなってるのかはわからなかった。けど──
ドンッ
「いた……っ」
「どこでもいい!走れ!」
何かがどうかなってるという事だけはわかる。だから──
ハアッ、ハアッ……!
短い足を必死に動かしてた。方向も何もかもが分かんなかったけど、ただ、必死に。
──あるはずのない、未来を求めて。
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CODE-V:Ta
真っ黒な雲が空を覆い尽くしていた。建物はボロボロで、怖い人達がそこらをぞろぞろ歩いてて。
ガウッ……!
家族と隠れてたら、獣に見つかって。
「ヒッ……!来るなっ、来るなぁ……っ!!」
そんな俺の声で怖い人達にもバレちゃって。お父さんはお母さんを庇うようにして、俺は、ただただ誰かが助けてくれるのを願って。
(誰か、誰か……っ!!)
──バァンッ!
「……へ……?」
真っ黒な雲に、1つの光が差し込んだ。
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CODE-V:Na
「お前が悪いんだろうが!!!」
ああ、今日も聞こえる……。
「あんたがそんな奴だからあいつらは──!!!!」
そんな声が家中に響く。耳にキーンときて辛い。現状に吐きそうだ。
「うぅ……っ、なおきりおにいちゃん……」
僕の横で、泣いて縋る弟がいる。
「……っ、苦しいよね……っ、でも、あと、あと少しだから……っ」
あと1年。
僕は、弟を連れてこの家を出る。
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CODE-V:Ma
「のあさん!」
そんな声が聞こえて、振り返る。
「……何」
「ごめんね、大変なとこ声かけちゃって」「最近、採掘場所に獣が多く発生してて困ってるって話あるでしょ?」「そこで、ここの学校にそれを倒してくれる人を応募してるんだって」「その報酬が──」
「──やらない」
「……へ……?」
「聞こえなかった?やらないって言ってるの」
「ご……ごめん……」
「……あの子冷たっ」
「今のは無いでしょ、やばすぎ」
だって、そんなこと言われたって。
──嫌だ……もう、失ってしまいたくない……。
ならば、離してしまえばいい。
失うことが怖いなら、手に入れなければいい。
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CODE-V:Hi
「──お前の世辞になんか、騙されるんじゃなかった!!」
頭には、それだけが残っていた。
「ごめっ、ごめん……っ」
背を預けていた壁に、縋るように引き摺って座り込む。涙が、頬と床を伝う。
「俺の……っ、俺の、せいで……!」
──壁も、床も、涙も。全てが酷く冷たかった。
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CODE-V:Ru
「るなね、ハンターになりたいの!」
そう思ってから、密かに武器の練習をしてた。病院の先生が孤児院に来る日、その先生に練習を見られた。
「何してるのかな?」
「えっとね、るな、ハンターになりたいから、けんのレンシューしてたの!」
「そっか……」
「──才能、無いね」
「へ……?」
酷く冷たい声が放った言の葉を、受け止められなくて。
「ハンターになる夢、辞めた方がいいよ」
「な、なんで……?なんでセンセーはそんなこと言うの……?」
冷ややかな目をして言っていた。
「だって──」
「──才能が無いんだもん」
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CODE-V:Dn
バシャッ
ヴヴ……ッ
「……」
飛び散った血と遺体を、俺は見ていた。
──仕事完了。南方向に10体のBIRD発見。直ちに処理せよ。
「……南……」
降る雨に打たれながら、俺は後ろを向く。
──東方向に31体の獣発見。先程のBIRDを倒した後、処理を
──南東方向に13体のBIRD発見。先程のBIRDと獣を
──北東方向に53体の獣発見。先程の
──南南西方向に23体のBIRD発見。先
──北方向に6体のBIRD発見。先程のBIRDと獣を倒した後、処理を行え。
「うるさい」「……今日は、やけに多いな……」(……言われなくても、行くし)
濡れた地を踏み切って南に走る。
(──俺は、”優秀なハンター”なんだから)
一時でも抗う事は出来ない身分だから。
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こんな感じのお話を書いてます!好評であった場合のみ続編を出します(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈⋆)
物語の矛盾や語彙力の低さ、誤字脱字などがあると思われます。その時は自分で気付き次第直しますので触れないでください。