TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

僕らの日常生活 特別編

一覧ページ

「僕らの日常生活 特別編」のメインビジュアル

僕らの日常生活 特別編

6 - 第6話「ずるい混じりの昼飯決め」

♥

47

2024年12月23日

シェアするシェアする
報告する

「」:八生 『』:静空

今回の話の目線:八生


結婚してから2ヶ月後の話、静空と昼飯を決めようとしてる時の話をする

「昼飯何が良い?」

『私ラーメン食いたいー』

「ラーメンか、いいよ〜」

『やったー!』

「味噌ラーメンか、塩ラーメンか」

『八生はどっちがいいの?』

「塩かな」

『珍しい、もしかして私が味噌食わないから?』

「んーそういうことではないかな」

『じゃあなんで味噌にしないの?』

「だって前にさ、琴野とラーメン食ってただろ?あの時にさ」

『あー、あん時は塩だったかな。美味かったんだよねぇ』

「めちゃくちゃ嬉しそうに食ってたじゃねぇかよ」

『??』

ラーメンの味決めるだけで前のことを思い出して嫉妬するとか…どんだけ束縛男なんだ?俺のバカ!

「嬉しそうに食っていて、琴野の腕やっぱ慣れてるねぇとか言ってただろ…なんかちょいちょい悔しくてさ」

『あーそゆこと?だけど八生も同じじゃん。前に有河ちゃんが買ってきたアイスを一緒に食いながら「美味いな〜、有河優しいな〜」ってさ、嬉しそうに言ってたじゃん。本気であれ嫉妬したんだからね!!』

確かに俺もそう言ってた…嫉妬に任せていてそんなこと全然忘れてた

「ごめん、変なこと言っちまったな」

『大丈夫だよ!私こそごめんね。だけど八生はずるい…琴野とのことは仕返して言うわけじゃないけど、やっぱずるい』

「そんなずるいか?」

『そうだよ。凄い拗ねてたし、凄い嫉妬したもん…私は八生のことが好きだし、あの時に気づいてほしかったの。』

「そ、そうだったのか」

『鈍感すぎ、バカ…でも大好き』

そんなこと言わないでくれ、我慢できなくなっちまう…そう言いそうになった、心の中で大好きだと言いつつ

「ありがと!そういえば、味はどっちがいいんだ?」

『味噌が良いな!』

「わかった!」

『んふふ、食べ終わった後…私を嫉妬させたこと謝ってもらうからね、まぁ味噌ラーメン美味かったら許しちゃう?かも!』

ずるいのは静空もなんだよな。だけどそこが可愛いし、好きだと思った。

そうして味噌ラーメンを作り始めた。

loading

この作品はいかがでしたか?

47

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚