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第二章 兄と妹

エピソード7

あれから、9年が経ち未来は高校1年生になり、果敢な時期を過ごしていた。

家族には話せない事もあっただろう。

俺もそうだ。恋人を失いただ、バイトに明け暮れる毎日。たまに、実家に帰る事もしばしば。

いつも食事をする時は、ダイニングキッチンにテーブルが置かれてあり母と妹が並び、向かいに父と俺が座る。

「きもっお兄ちゃん、帰ってたんだ。」と未来はいう。

「たまに、実家の飯が食べたくなる時があんの。」と俺はいう。

「学校にも行かず、ただバイトばっかりやってるあんたに作るご飯はないよ。」と母はいう。

「たまにはいいじゃないか。家族4人で食べるご飯も」と父がいう。

「今日は、から揚げか!ラッキー」と嬉しそうに未来はいう。

食事を終え、縁側の中央に座り1人たばこ吸う俺に未来が、話し掛ける。

「お兄ちゃん、また吸ってる。きもっ」

なんでも、きもっをつける最近の未来。

「きもって、ただたばこ吸ってるだけだろ」と俺は応える。

未来は俺の少し離れた場所にちょこんと座る。

「お兄ちゃん、前まで私を気にして、たばこ吸わなかったのになんで吸ってるの?」と未来は聞く。

「お兄ちゃんにも色々あんの。」と俺はいう。

俺はたばこを灰皿に入れて消す。

「お兄ちゃん、お母さんには話したんだだけど、私、彼氏できたんだ。」と未来は嬉しそうにいう。

「マジで?どんなヤツ?」と俺は聞く。

「学年いちの秀才でクラスで人気者なの。けど、性格悪くて」と悲しそうに未来はいう。

「そんなヤツ、別れろって」と俺はいう。

「けど、別れたら人気者の彼女じゃなくなるから、嫌なの」と未来はいう。

「他にいくらでも居るだろ?そんなヤツ俺は嫌だね」とイライラしながら俺はいう。

「お兄ちゃんには、分からないよ。彼女出来たことないんだから。」と呆れて未来は、立ち上がり自分の部屋に戻る。

俺にだって、彼女がいた事はある。だが、家族に伝えてない悲しい出来事を抱えて、生きている。まだ、線香をあげに行ってないが。。

未来がくれたもの

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