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とりあえず、デザインを仕上げようと、取り掛かる。
いつものようには進まないけど、少しずつ、やっていく。
すると、ラウちゃんが、また数着出来たのを持って部屋に来た。
ラウ「起きてて大丈夫?」
美柚「え?あ、うん…」
ラウ「とりあえず70着できたよ、50着置いてたの気づいた?」
美柚「あ!うん、ありがとう!」
ラウ「じゃ、また頑張ってくるね!あ、でも、ちゃんとできてるか、確認はお願いしますm(_ _)m」
美柚「わかった(笑)ありがとう!」
そう言って部屋を出てくラウちゃん。
1時間くらいして、ちょっと休憩しようと、リビングへ。
なんかちょっと食べたい気もしたけど…
涼太「美柚ちゃん、これはどう?」
そう言って、みかんゼリーをくれた。
1口食べただけで、やっぱり…
でも、ゆっくりだと、たべれた。
美柚「これ、また後でたべよかな。」
涼太「ラップして冷蔵庫いれとくよ。」
美柚「ありがと…」
涼太「食べれるものあってよかった…」
美柚「うん。………。」
涼太「……翔太にはいつ話すの?」
美柚「ん…わたしさ、昨日、また怒らせちゃって……もう、無理だと思う…。こんな私よりきっといい人いると思うんだ。だから…」
翔太「何勝手に人のこと決めてんの?」
美柚「え?翔太?」
翔太「たしかに、ムカついてっけどさ。」
涼太「翔太…これには…」
翔太「あぁぁ?」
美柚「…………」
ラウ「はいはい、翔太くん、ちょっと落ち着いて?」
翔太「んだよ。」
涼太「美柚ちゃん。ちゃんと話しな?」
美柚「……わかった。」
涼太「翔太、とりあえず美柚ちゃんの話きいてあげて?」
翔太「(´Д`)ハァ…はいはい。」
美柚「……ごめんね。あの……ね」
翔太「ん?」
美柚「………っ。……」
言葉が出ない。どうしよ。
翔太「(´Д`)ハァ…もういいよ。」
美柚「っ……(´;ω;`)」
涼太「翔太。」
翔太「わかってる。けど、美柚がキツそうだから。」
涼太「…」
翔太「ほら、部屋いくよ?無理すんな。また倒れんぞ。」
そう言って、私の手を引いて部屋に連れてく翔太。
部屋に戻って、ベッドに座る。
翔太はできてる服と、デスクの上のデザインみながら、
翔太「間に合わなさそうだな…」
美柚「……ごめん。」
翔太「仕方ないさ。ラウが頑張ってくれてるのがありがたいな。でもデザインはお前しかできないからな。新作は遅らせよう。」
美柚「……。」
翔太「大丈夫だから、気にすんな?」
美柚「うん……。」
美柚「ね、翔太…」
翔太「ん?」
美柚「………あたし、っ!」
翔太「なぁ、美柚?」
美柚「ん?(泣)」
翔太「どんな小さなことも話してって言ったよね?」
美柚「うん…」
翔太「いま、なにに苦しんでるの?俺?美柚がホントに嫌ならいいよ。仕方ないけど…でも、やっぱり別れる選択は俺には無いから。」
美柚「………ごめん…沢山キツいこと言ったし、正直今もちょっときつい。でも…」
翔太「でも?」
美柚「嫌いな訳じゃないの。自分でもわかんない…(><)」
翔太「そっか…ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙」
美柚「………っ///」
わたしは口で言えそうになかったから、検査薬を見せた。
翔太「……え?これって……」
美柚「………赤ちゃん…」
翔太「へ?」
美柚「……」
翔太「え?待って、ちょっとパニックパニック……」
美柚「………」