【第二話】
[ピーンポーン]
麗奈「あっ!真莉だ」
[ガチャッ]
麗奈「はーい」
真莉「やほー!麗奈元気にしてたー?」
麗奈「なんでそんなこと聞くのー?w今日私学校行ったじゃーん!ww」
真莉「嘘だよーwww麗奈って騙されやすいねw」
これがいつものこと。
そして麗奈は少し間を取ってさっきの出来事のことを言った。
麗奈「…真莉?」
真莉「どした?」
麗奈「…さっき果物食べてたらさ…、中に盗聴器入ってて。」
真莉「えっ…」
真莉「ほんと?!見たい!!」
麗奈「いいよ……ってん?」
麗奈は何か怪しいと思った。
真莉は物には興味を持たないはずだ。
犯人は真莉なのか?いや、でも真莉は心配性でもあるからそうかも…いや、…でもなら盗聴器を何処かに仕掛けていても可笑しくない。
そんなことを考えているうちに真莉は
真莉「えー…怖いね」
と盗聴器をめちゃくちゃに触っていた
麗奈「…………」
麗奈は考えすぎて少し鳥肌が立った。
麗奈「いや………………そんな訳ない…」
真莉「…?どうしたの」
麗奈「…あっ、!なんでもないよ」
真莉「………………なんか今日の麗奈、変だよ…?」
麗奈「そ、そう?」
だめだ。やはり真莉を疑ってしまう。
もう真莉に直接言うしか…
麗奈「ね、ねえ真莉?」
真莉「…?」
麗奈「真…真莉が盗聴器仕掛けたわけないよね」
真莉「…」
真莉は少しため息を付いてから言った
麗奈「真莉…?」
真莉「んなわけないじゃん。」
麗奈「よ、よかった」
良かったと言ってるが正直そんなこと思ってない。
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