TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

狂った果物

一覧ページ

「狂った果物」のメインビジュアル

狂った果物

3 - ②

♥

12

2025年05月10日

シェアするシェアする
報告する

【第二話】


[ピーンポーン]



麗奈「あっ!真莉だ」


[ガチャッ]


麗奈「はーい」


真莉「やほー!麗奈元気にしてたー?」


麗奈「なんでそんなこと聞くのー?w今日私学校行ったじゃーん!ww」


真莉「嘘だよーwww麗奈って騙されやすいねw」


これがいつものこと。

そして麗奈は少し間を取ってさっきの出来事のことを言った。


麗奈「…真莉?」


真莉「どした?」


麗奈「…さっき果物食べてたらさ…、中に盗聴器入ってて。」


真莉「えっ…」


真莉「ほんと?!見たい!!」


麗奈「いいよ……ってん?」


麗奈は何か怪しいと思った。

真莉は物には興味を持たないはずだ。

犯人は真莉なのか?いや、でも真莉は心配性でもあるからそうかも…いや、…でもなら盗聴器を何処かに仕掛けていても可笑しくない。


そんなことを考えているうちに真莉は


真莉「えー…怖いね」


と盗聴器をめちゃくちゃに触っていた


麗奈「…………」


麗奈は考えすぎて少し鳥肌が立った。

麗奈「いや………………そんな訳ない…」


真莉「…?どうしたの」


麗奈「…あっ、!なんでもないよ」


真莉「………………なんか今日の麗奈、変だよ…?」


麗奈「そ、そう?」


だめだ。やはり真莉を疑ってしまう。


もう真莉に直接言うしか…



麗奈「ね、ねえ真莉?」


真莉「…?」


麗奈「真…真莉が盗聴器仕掛けたわけないよね」


真莉「…」


真莉は少しため息を付いてから言った


麗奈「真莉…?」


真莉「んなわけないじゃん。」


麗奈「よ、よかった」


良かったと言ってるが正直そんなこと思ってない。


NEXT→3話


この作品はいかがでしたか?

12

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚