「え?」
手から資料がずり落ちそうになった。
今なんて?彼氏に立候補とは?なんというか、よく理解できなかった。
「好きです、□□さん」
「…あの、冗談だよね?」
びっくりした〜、からかわれてるよね絶対。こんな告白にのるほど私は馬鹿じゃないから。
「冗談じゃないです」
なに言ってんのよ。目黒くんが私を好きだなんて天地がひっくり返っても絶対にありえない。
「まだ会ったばかりでしょ。」
隣にいる目黒くんを見たら真っ直ぐな瞳で見つめられた。
嘘をついているようには見えないけど…。
「本気ですよ」
「はいはい、時間なくなっちゃうから戻ろう」
仕事を教えたりなんて教育係として当然のこと、憧れとか感謝の気持ちが”好き”だと勘違いしてしまっただけ。
少したったら分かるはずだ。
デスクに戻っても心臓はまだばくばくしたままだった。
コメント
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最高ピーマンかよぉ〜!!!🤦🏻♀️🖤