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4話「初デートの味は甘い?それとも苦い?前編」
バンッ!
「お姉ちゃんおっきろー!!」
ポキポキ。
「おはようございます!寧々藍先輩」
翔舞からのRAIN
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
デート当日
「髪型よし!服装よしっ!」
いつも以上に気合を入れた朝。
「お姉ちゃん可愛い!」
通りすがりに萌果が立ち止まった。
実は今日のためにバイト終わりに洋服を買いに行ったり本屋さんで髪型の本を見てたりと気合を入れていた。
ピンポーン
ちょうど翔舞が迎えに来た。
「萌果行ってくるね!」
「行ってらっしゃい!」
笑顔で見送る妹が愛おしい。
自然と繋がれる右手。
縮まる2人の距離。
電車の中。
目を合わせるのが恥ずかしい。
流れる時間。
翔舞が手を引いて電車から降りた。
「Angel 珈琲?」
最初に着いたのは私のバイト先の系列店。
彼なりに調べてくれてたんだなって心が暖かくなります。
(カラオケのバイト以外で会ったことがないので知らないのは当然の事。)
「寧々藍先輩何飲みますか?」
「Mサイズの、キャラメルチョコマシュマロフラッペ。生クリーム、いちごソース、チョコチップ追加で!」(慣れ)
店員のお姉さんは知らないふりをしてくれていました。(実は同じクラスの仲良し)
※本当は「いつもの」で通じる仲
「翔舞くん何飲む?」
店員の友達はこのやり取りに、ニヤニヤを隠すのを諦め接客。
「あ、僕、Mサイズのエスプレッソで」
(わぁ翔舞、大人)
お会計済ませ受け取り待ち
(やった、今日だけ私の方がちょっと身長高い!)
電車の中では緊張で見れなかったけど、落ち着いて見れた。
「次どこ行く?」
「内緒!」
翔舞は笑顔で振り向いた。