今日は文化祭
私のクラスの出し物は
コスプレ喫茶だ
女子はみんなメイド服を来ている
だけど
私は料理を作る係のため着なかった
そもそもそういうキャラでもないしな
“いらっしゃませ!”
「北斗何頼む?」
「俺は、、、これにしよっかな」
「じゃあ私もこれで!」
松村先輩と彼女さん、
“お待たせしましたー”
「ん!これおいしい~!」
「ほんとだ!うまっ!」
私の作ったスイーツで
喜んでる
“〇〇ちゃん、少しオーダーお願いしてもいい?”
『あ、はい!』
『ご注文承ります!』
「これとこれと、、、」
『ありがとうございます!少々お待ちください』
「あ、〇〇ちゃんだ!」
松村先輩の声だ
振り向くと
こちらに手を振っている松村先輩と
少し不貞腐れたように見える
可愛らしい彼女の姿が、
『こんにちは』
「これ〇〇ちゃんが作ったの?」
『そうです』
「すごい美味しかった!」
『ありがとうございます、』
彼女さんの顔が
どんどん曇っていく
もうやめた方がいいと思い、
『それでは、楽しんでいってください』
「頑張ってね!じゃ、また」
それから自分の持ち場へ戻った
彼女さんはまた笑顔に戻る
もし堂々と話していたらどうなってたかな
、、、そんなことを考えちゃだめだよね
私はただの後輩なんだから、