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好きになるわけないのに

6 - 第6話-それでも一緒

♥

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2025年06月01日

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それは突然だった。


リハ終わりの帰り。

いつものようにみんなで談笑しながら楽屋を出たとき、康二がいないことに気づいた。


💙「あれ、康二は?」


︎🤍「ほんとだ、どこ行ったんだろ」


❤️「先に出ていくの見たけど」


💚「トイレじゃない?荷物あったし」


俺は少し不安になり康二を探しに行った。


──


するとトイレから康二が出てきた。

ほっとした、どっかで泣いてるんじゃないかと思った。


🧡「あれ、なんでおるん?先帰ってると思ってた」


💙「…康二、俺と話せる?」


🧡「今さら何を?」


そう言った康二の顔は、もう笑ってなかった。


💙「俺、気づいてた。でもさ……もし、康二の気持ちにちゃんと向き合ったら、今の関係が壊れそうで怖かった」


🧡「壊れんで済む方法、俺も考えたよ。でも、どんだけ笑っても、しょっぴーに本音を隠すたびに、”ほんとの自分”がどっか行ってしまいそうで……でも、無理やった 」

康二は涙を流しながら言う。

俺はぎゅっと拳を握った。


💙「俺……正直わかんない。同性と恋愛するって初めてだから。まだ答えは出せない」


康二は目を伏せた。


🧡「そっか」


💙「でもな、ひとつだけ言える。康二が隣にいない未来は、絶対にやだ」


康二の肩がぴくりと揺れた。


💙「その気持ちだけは、本物だと思う。今すぐ答えは出せないけど 」


🧡「うん…」


💙「俺、康二のこと、ちゃんと知りたい。一緒に悩んで、考えて、それでも……隣にいたい」


数秒の沈黙の後、康二は顔をあげた。


🧡「……そんなん、ずるいわ」


康二は涙を拭う


🧡「でも、ずっとは待てへんで?」


💙「うん、わかってる。でも、逃げないから」


康二は目を伏せながら、小さく笑った。


🧡「そんなん言われたら……また、期待してまうやん」


俺は、その笑顔が本物になっていることに気づいた。



🧡「しょっぴぃ…」


💙「おい、抱きつくなって」


🧡「ちょっとだけぇ」


💙「ちょっ、鼻水吹いてからにしろぉ!」


🧡「あ、服についてもた、」


💙「おぃぃ──」



まぁでも、少しだけ前に進んだ気がした。








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コメント

3

ユーザー

本当にたまらないです!!ありがとうございます!

ユーザー

はあぁ…好き!!💙🧡

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