突然の誘いに明らかに動揺する私を、花木さんの彼女(?)は逃がしてはくれない。お金も払ったし早くカフェオレを渡してくれたらいいのに……!!
「お願いしますっ……悪いようにはしませんから」
「わ、分かりました。分かったから、とりあえず連絡先だけ交換しましょう!私もこれから仕事だからっ」
「あ!ご、ごめんなさい」
私は鞄に入っていたメモを取り出し、ボールペンで連絡先を書くと彼女に渡した。
「これにメッセージ下さい。そしたら絶対に時間作るから」
「ありがとうございます……!!はい、これカフェオレです」
「ありがとうございます。じゃあまた」
「はい!」
彼女は深々と頭を下げると、混み合ったレジに戻って行った。私は、カフェオレ片手にお店を出る。
会社に向かって通りを歩きながら、ふと花木さんの顔が頭に浮かんだ。
(話しておいたほうがいいよね……?)
何かあるって訳ではないけど、花***************************
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