この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
「もうっ、じらさないで……」
「ふふっ、キスぐらいでこんなに感じてたら、このあともたいないよ?」
(なななななっ……なんとハレンチな)
テレビの出演オファーを受けるという、
驚きの展開を迎えた恵里菜と英次は、休日の締めくくりとして、
ダイニングバーアストランティアに向かおうとしていた。
しかし、その途中……。
恵里菜は夜の灯りが花咲く銀座のど真ん中で、
官能的なキスシーンを繰り広げる秋人と遭遇したのだった。
(私って、どれぐらいキスしてないんだろう……)
見ちゃいけないと思いつつ、
ついついジックリ眺めてしまう。
しかも相手はよく知る人物。
そのことに気まずさを覚えていると、
英次が恵里菜の耳に艶のある整った唇を、そっと寄せた。
「遠回りして行きましょうか?」************************
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