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コメント
1件
うわっ、第144話…! 古流斬さんと傲慢が「♡♡♡たくない」「一生戦っていたい」って言い合うの、めちゃくちゃ熱いし、ちょっと切なくもあって…🥺 敵同士なのに認め合う好敵手関係、尊すぎます。空間が壊れる演出も格好良くて、最後の一撃が眩しすぎて泣きそうになりました。次も楽しみにしてます🔥
番外編「傲慢との決闘」第六話「最高の好敵手」
曖昧と理想の空間。
二人は何度目かも分からない激突を繰り返していた。
ガァァァン!!
刀と理想がぶつかるたび、空間そのものがひび割れる。
曖昧と理想。
世界の理を超えた二つの力は、この空間ですら耐え切れなくなっていた。
古流斬は笑う。
「ははっ!」
「やっぱ本気で戦うのは楽しいなぁ!」
傲慢も珍しく大声で笑った。
「くくっ……。」
「いや、違うな。」
「実に愉快だ!」
再び激突。
互いの拳がぶつかり、衝撃だけで空間に新たな亀裂が走る。
古流斬は距離を取り、肩で息をした。
「お前。」
「最高の相手だ。」
傲慢は静かに頷く。
「ああ。」
「私も同じだ。」
「何億年も生きてきたが、ここまで心が躍る戦いは初めてだ。」
古流斬は刀を肩に担ぐ。
「正直さ。」
「殺したくねぇ。」
傲慢は少し笑う。
「奇遇だな。」
「私も、お前だけは殺したくない。」
「できることなら。」
「一生戦っていたい。」
古流斬は笑い返した。
「分かる。」
「勝負はしたい。」
「でも終わらせたくねぇ。」
その時――。
バキッ。
空間の天井が大きくひび割れた。
曖昧と理想で作られた世界が、限界を迎え始める。
傲慢は空を見上げる。
「……終わりが近いか。」
古流斬も苦笑した。
「さすがに持たねぇか。」
「俺らが暴れすぎた。」
二人は最後に武器を構える。
「最後の一撃。」
「それで終わりにするか。」
「ああ。」
「次に戦う時も。」
「今日みたいに楽しもう。」
最強の悪魔と、世界の理を超えた人間。
敵でありながら、互いを認めた唯一の好敵手。
二人は笑いながら最後の一撃へ踏み込んだ。
その瞬間、曖昧と理想の空間は眩い光に包まれた。