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#めめこじ
junp_
313
めかぶぷりん
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愛月☆2
5
リクエストいただいたのであべさく短編書かせていただきます!
・登場CP
あべさく💚🩷
・アイドル設定なし
・ご本人とは一切の関係がございません
⚠️地雷の方、苦手な方はブラウザバックをお願いします。
· · ───── ·✧· ───── · ·
【ご主人様は手がかかる】
◇EPISODE1
昼下がりの柔らかな光が差し込む大邸宅の一室。
絢爛豪華な装飾が施された部屋の扉がノックされる。
💚「大介様、ご両親からお荷物が届いております」
🩷「ホント!?やったー!今回はどこからかな〜?」
世界に名を轟かせる佐久間財閥の一人息子である佐久間大介とその執事である阿部亮平。
両親は仕事で海外を飛び回っており、普段はこの広大な屋敷の中で佐久間と阿部の二人暮し。
そんな多忙な両親も息子を溺愛しており、寂しい思いをさせないように定期的に海外のお土産を屋敷に大量に送ってくるのだ。
それが2人のささやかな楽しみであった。
🩷「ねぇねぇ今回はどこのお土産?」
💚「イタリアからですね」
🩷「わぁ!一昨年ぶりくらいかな?楽しみ!」
山積みにされた箱を1つ1つ開封していく。甘いお菓子やシルクのルームウェア、どうやって使うか分からないような謎のオブジェなんかもある。
🩷「まーた変なの買ってるよ笑」
💚「ご両親は目新しい物がお好きですからね」
🩷「にゃははっ俺の部屋に飾っとこ!」
💚「大介様が気に入っておられたクッキーもございますよ」
🩷「えっホント!?今食べたい!」
💚「ではお飲み物をご用意しますのでかけてお待ちください」
🩷「はーい」
佐久間は軽い足取りで食堂へ。阿部はふと荷物の中に手紙付きの包みを見つけた。
────亮平くんへ
いつも大介をありがとう。これは亮平くんへ、大人の愉しみにどうぞ。
それは阿部宛の土産だった。両親は真面目で優秀な執事である阿部を息子同然に可愛がっている。今回もいつもの感謝としてお菓子を送ってくれたようだ。
💚「ボンボン・ドゥ・ショコラ…か。ふふっ」
今回のお土産はボンボン・ショコラ。所謂お酒入りの大人向けのチョコレートだ。
これは夜にゆっくり頂こうと阿部はキッチンへ持っていき、食器棚の中にチョコレートをしまった。
その日の夜。
阿部は自室で書類の整理をしていた。
すると扉が軽くノックされた。しかし、「はい」と返事をしても一向に扉が開く気配がない。
💚「大介様?如何なさいました?」
阿部は不思議に思い扉へ向かった。
ガチャ
扉を開けるとそこには───
🩷「ふふっあべちゃん!みーつけたっ!」
満面の笑みでご機嫌の佐久間が立っていた。
そしてなぜか顔が真っ赤なのだ。
阿部は瞬時に悪い予感を察知した。
💚「大介様、まさか……!」
🩷「あべちゃんだっこ〜!!」
佐久間は阿部に飛びつき顔を擦り寄せてきた。それを即座に受け止めた阿部は恐る恐る聞いた。
💚「もしかしてキッチンに行かれましたか?」
🩷「あべちゃん、俺に内緒でお菓子独り占めしようとしたでしょ!ずるい!だから食べてあげた♡」
💚「やっぱり……こうなると分かっていたから隠したのに……」
恐らく佐久間は阿部宛てに送られてきたボンボン・ショコラを食べたのだろう。佐久間は3%のアルコールを飲んだだけで酔っ払うほど酒に弱いのだ。
そんな佐久間がボンボン・ショコラを食べるとこうなることは分かっていた。だからキッチンに隠したのだが、運悪く見つけられてしまったようだ。
💚「……で、どれだけ食べらたんですか?」
🩷「ぜんぶ!」
💚「全部!?」
さすがに予想外だった。
🩷「んふ〜♡あべちゃんあったか〜い」
💚「大介様、離れてください。お水を持って参りますので……」
🩷「ヤッ!一緒にいる!」
💚「ではとりあえず寝室に行きましょう」
🩷「しょーがないなぁ」
佐久間は渋々受け入れ、とりあえず佐久間を寝室に連れていくことに成功。
💚「ここでお待ちください。今お水を……」
佐久間をベッドに下ろしキッチンへ水を取りに行こうと立ち上がった瞬間、
🩷「ヤダ!行かないで!」
💚「うわっ」
佐久間が阿部の腕を思い切り引っ張りベッドに引き込んだ。体制を崩した阿部はまんまとベッドに倒れ込む。
逃がさぬものかと佐久間が阿部の体に絡みつきガッチリとホールドする。
そう、佐久間は酔うと甘えん坊に拍車がかかるのだ。そしてタチが悪いことがもう1つ。
🩷「あべちゃん大好きっ!……んっ」
チュッ
💚「大介様……!お辞め下さい!」
🩷「ヤダ!ちゅー足りない!」
佐久間は酔うとキス魔になるのだ。頬、首、唇と至る場所にキスを落としていく。触れた唇からは微かなカカオの香りを感じた。
💚「……いい加減にしろよっ!」
阿部は起き上がり佐久間の体に馬乗りになる。
そして今度は阿部から佐久間に熱くキスを降らす。
🩷「んぅっ……ふぁ…んっ」
💚「……人のものを勝手に食べるような悪い子なんだな」
阿部の口調が崩れ、目付きが鋭くなる。佐久間は酔いながらも背筋をゾクッと震わせる。
普段は冷静な阿部がこのように口を悪くする瞬間が大好きなのだ。
理性が本能に負けた瞬間のような気がして。
🩷「んふっ……俺、悪い子だからさぁ。……もっと怒って♡」
だから佐久間も煽る。
💚「悪い子にはお仕置が必要だな」
髪を少し乱し、メガネを外す阿部に佐久間は満足そうに抱きついた。
🩷「……お仕置して♡」
◇EPISODE2
静まり返った秋の夜のこと。
いつにも増して光り輝く満月の月光が屋敷のバルコニーを照らしいてた。
🩷「雲もなくてよかったね!満月がよく見える」
💚「そうですね。最高のお月見日和です」
今日は十五夜。両親が送ってきた月見団子を皿に盛り付け、阿部は飲み物を注いでいた。
🩷「んっ!このお団子もちもちで美味しい!あべちゃんも食べてる?」
💚「はい。美味しく頂いております 」
まったりと夜風と月光を浴びながら月見団子を楽しむ。日本の風情を感じていた。
すると佐久間が気づく。
🩷「あれ?見て!このお団子1個だけうさぎの形してる!かわいい〜」
よく見ると佐久間の言う通り、まん丸の団子に混じりうさぎの耳が生えたような可愛らしい団子が1つ紛れ込んでいた。
🩷「あべちゃん食べていいよ!」
💚「いえ、せっかくのご両親からの贈り物です。大介様がお召し上がりください」
🩷「そう?じゃ遠慮なく!」
佐久間はうさぎの団子を一口でパクッと食べた。
すると────
ポフンッッ
軽い音と共に白い煙が佐久間を包んだ。
🩷「うわっ!?なに!!なんだ!?」
煙はすぐに晴れ、佐久間は再び姿を表す。
💚「大介様!大丈夫…ですか…」
🩷「びっくりしたぁ……何?あべちゃん?」
💚「その……頭に……耳が生えております」
🩷「えっっ???」
佐久間の頭にはなんと真っ白でふわふわの長い耳がピンッと生え出していた。どう見てもそれは白うさぎの耳だった。
🩷「なっなんじゃこりゃぁぁ!?うさぎ!?俺うさぎになってるの!?」
パニックになる佐久間を横目に阿部は団子の入っていた小包の成分表と両親からの手紙を確認していた。
💚「……なるほど。『特別なパワーを閉じ込めた、月のウサギお手製団子。食べた者は1晩だけ愛らしいうさぎになる』
…… とのことです。1晩待てば元に戻るそうですよ」
🩷「なるほどぉ。とはならないよ!?なんなのそれ!」
💚「そうとなれば、本日は大事をとって早くお休み下さいませ」
🩷「えっ、お月見は!?始まったばっかだよ!?」
💚「お身体に変化があった以上、夜風に当たるのは危険です。切り上げましょう」
🩷「そんなぁぁぁぁ!!!」
阿部は抗議する佐久間を寝室まで連れていき、そのままベッドへ寝かせ丁寧に掛け布団までかける。
💚「それではお休みなさいませ」
🩷「動きがスムーズ過ぎない!?」
💚「私は片付けをしますのでこれで失礼します」
佐久間はまだ何か言いたそうだったが阿部は部屋をそそくさと出てバルコニーの片付けを手早くすませた。
その後、自室で佐久間の両親への手紙を書いていた。すると扉がトントンと控えめにノックされ、静かに開かれた。
🩷「…………あべちゃん」
佐久間が弱々しい声で入ってきた。先程までピンッと立っていたうさぎの耳は、打って変わって力なく垂れ下がっていた。
そんな姿を見て阿部はメガネのブリッジを指で上げながらクスッと笑う。
💚「大介様、立ち耳うさぎさんのはずがロップイヤーさんになってますよ」
🩷「上手いこと言わなくていいよ……眠れないの…」
💚「目を閉じていれば自然と眠くなってくるものですよ 」
🩷「でも……寂しいんだもん……」
トボトボと歩いて来て阿部の膝上に頭を預ける佐久間。
💚「『うさぎは寂しいと死んでしまう』という有名な説がありますが、まさにその通りですね」
🩷「そうだよ、あべちゃんがかまってくれなきゃ俺死んじゃうんだよ?ねぇねぇかまってよ」
佐久間は立ち上がり今度は阿部の膝上に対面で座りギュッと抱きつく。縋り付くように肩口に顔を埋めて甘い声で名前を呼んでくる。
🩷「あべちゃーん…よしよししてよぉ…」
阿部は降参したような苦笑いでメガネを外し、佐久間の頭を優しく撫でると垂れ下がっていたうさ耳がピクッと反応する。
少し面白くなり、ふわふわのうさぎの耳元へ顔を近づけ囁いた。
💚「こんなに可愛らしいうさぎ姿で、私を誘いに来たんですか?」
🩷「んッ…」
耳に吹き込まれた甘い囁きによりに耳が跳ね上がる。更に耳に何度もキスをするとヒクヒクと震え、佐久間からも吐息が漏れる。
🩷「やぁっ…、あべちゃ……!」
すると阿部があることに気づく。
佐久間の腰を見ると。服の下で何かが小さく動いている。
阿部のいたずら心に火がつく。
💚「大介様、失礼します」
🩷「えっ…?うわっ何!?」
阿部は片手で佐久間の服の裾をたくしあげた。
すると予想通り、佐久間の腰元にはうさぎ特有の真っ白な丸く小さな尻尾が生えていた。
💚「大介様……尻尾まで生えてるんですね。可愛らしく揺れてますよ」
🩷「えっ嘘!?気づかなかった…」
💚「私に撫でられて喜んでるんですか?」
🩷「あべちゃんの……いじわる…っ」
尻尾の付け根を優しくトントンと撫でると佐久間が背中を震わせる。
🩷「んああっ!やっ…それやだぁ……!トントンやめてぇ……っ!」
💚「お仕置の次は、うさぎのお世話ですか?……全く、手のかかるご主人様ですね」
🩷「ひゃっ、あっ…あべちゃっ…!」
阿部は佐久間を抱えあげ、寝室へ戻る。
佐久間をベッドへ寝かせ阿部も上に乗り上げるとギシッと軋む音がする。
💚「でも、ご主人の寂しさを埋めるのも執事の役目です」
🩷「……ねぇ、ホントにそれだけ…?」
💚「…と言いますと?」
🩷「この前のお仕置も今日のこれも……ただの執事の仕事ってだけ……?」
目を潤ませ上目遣いで阿部を見つめる佐久間。
その視線の熱に負け、唇にキスを落とす。
💚「…貴方には敵いませんね」
🩷「手のかかる俺はキライ…?」
💚「いいえ、とても愛おしいです。今日は気の済むまで可愛がらせて頂きますよ」
🩷「にゃはっ、あべちゃんだいすき♡」
💚「私もです、大介様」
𓏸 𓈒 𓂃 ご主人様は手がかかる 𝐄𝐍𝐃𓂃 𓈒𓏸
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にゃーにゃ様からのリクエストであべさく書かせていただきました🫶
1話が少し短めになったので2つエピソードを書きました。
ありがとうございました!
コメント
9件
( `ᾥ´ )クッ最 & 高 メガネ執事とか、、、、、 尊すぎてもう無理_:(´ω`」 ∠):_
私がリクエストしたやつ!!! 書いて頂いて本当にありがとうございます!🩷君の自由奔放さに世話を焼く💚ちゃんが見たかったので、目の保養になりました😭