リクエスト
🖤🩷
ーー
『佐久間くん、ほんとに着いてくるんですか?』
「うんっ、めめのかっこいいとこ見たいし..にゃは笑」
今日は彼氏のドラマの撮影日。
撮影に付き添いで来てもいいよと言ってくれたため、行くことに。
『まあ、行きますか。』
「は~い!!」
朝はそう早くない。
でも、めめはすごく眠そうに目をこすりながら靴を履いている。
『ん、乗ってください。』
そういい、助手席の扉を開けるめめを無視し、運転席の方へ回る。
『え?』
めめは突然の俺の行動に戸惑っている。
「めめ、眠いんでしょ?」
「この後の撮影に響いたら困るし、..」
そう、俺はただの付き添い人。
撮影者であるめめが眠かったら撮影に響くであろう。
と、いうことで俺の運転になった。
「寝ててもい~よ。」
「着いたら起こすから笑」
「寝ててもいいよ」
そういった時、めめは席を倒した。
「んふふっ。」
めめの寝顔に惚れ直した。
….
言い忘れていたが、めめと俺は恋人関係。
俺が彼氏がいいけど、あいにく彼氏はめめらしい。
ちなみにめめとはSTARTO ENTERTAINMENTのSnowManというグループで、一緒に活動している。
最初は俺の一目惚れだったなあ。
ー回想ー
『目黒蓮です..!』
出会った時から綺麗な顔立ちのめめに惚れ込んでいた。
顔も良いし、性格もいいし、
..身長は高いし
全てが完璧だった。
「はあ、..めめ好きだなあ。」
『お前、めめ好きなの?』
仲良くなってから思わず口から出てしまった。
その時の場にめめはいなかった。
でも、メンバーに聞かれてしまった。
そう、翔太に。
『い~じゃん、身長差いい感じだよ。』
「あ~!翔太いじってやがる!!」
『ごめっ、ごめんって!笑』
「おらあああ!笑」
メンバーには身長差でいじられ..
『..佐久間、くん、?』
「へっ、..めめ..?!」
好きな人に見られる始末..
『..ちょっと、外の空気吸いに行きましょ。』
『ひゅひゅ!!笑』
「ちょっ、翔太うるさいな、!笑//」
いい感じの空気感だったのにいじられ、空気感を壊された。
楽しくはあるけどね。
『佐久間くん..』
「な、なに..?」
さっきの発言をガッツリ聞かれていた為、とにかく気まずい。
ひたすら気まずい。
でも、めめはなんでそんなすまし顔なの?
そんな俺の事は好きじゃないのかなあ..
『さっきの話し、』
『本当ですか?』
何も嘘では無い。
嘘では無いけど….
「ほんと、だよ。」
「俺..めめがすき..//」
言ってしまった。
これで振られたら終わりだけど、仕方ないよね。
『..佐久間くん。』
なんで?
なんでそんな真剣そうなの..
「..やっぱ俺の事は、、」
『俺もです。』
「ふぇ..?」
これは..
『先に言わせてしまって..』
『俺も佐久間くんのこと好きです。』
ほんとに?
Loveの方で好きなの?
「俺は、Loveの方..だよ?」
『俺もですよ。』
『付き合いたい..って意味です。』
笑顔が眩しい。
いつも見ているはずなのに
今日の笑顔は違う。
「俺も..付き合いたいっ、!」
俺の本音。
引かれないといいな。
『佐久間くん。』
「ん?」
『俺と..付き合ってください。』
「ん~」
「おねがいしますっ!」
『なんで1回迷ったんですか笑』
「にゃははっ、かっこいい返事ってなんかあるかなって思って」
『まあまあ、..』
『これからよろしくお願いします。』
「うんっ!」
全てが完璧な人。
見た目、性格、全体的にかっこいい。
でもどこか抜けている所もある。
ギャップもあるのがいい所。
『佐久間くん..?』
「あ、起こしちゃった?」
このタイミングでめめを起こしてしまった。
ちょっと思い出に浸りすぎたかな。
『なんか、佐久間くん幸せそうですね、笑』
「えへへ、めめとの出会い思い出して浸ってた笑」
『可愛い..』
「なっ、!」
「俺はかっこいいでしょ!」
『いやいや、可愛いですよ。』
「んも~。」
俺、可愛いなのかなあ。
ーー
ただのほっこりで申し訳ないです🥺
一応次もめめさく(予定)なのでこちらの没作は目をつぶってください..
ではおわります!
ばばい!
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