此処、私立
桜蘭学院高等部は一に家柄、ニにお金
財ある者は暇を持つ
金持ち貴族の令嬢、子息が優雅に学校生活をしております
そして、此処桜蘭には七人の美少年がおり
その七人の美少年、、ホスト部は今日も楽しく営業しております
と言っても一人は、、女の子ですが、、
環
「姫、今日も美しいね」
姫
「もう、環様ったら」
光
「それで、馨がさー」
馨
「酷いよ!、光!此処で言うなんて、、」
光
「!、ごめんよ、、馨、、」
キュ
姫
「きゃー!!!、兄弟愛よ!」
姫2
「何があったのー!」
と各自姫達を接客しているのを見ているハルヒはため息を着いた
ハルヒ
「はぁ、、何でこうもああ出来るのだろうか、、、」
ハルヒ
「全く分からないな、、」
そうハルヒが一人言っているとお客様の倉野が言った
倉野
「ハルヒくんって、噂とかって信じるますか?」
ハルヒ
「え?、噂ですか?」
倉野
「はい、今この桜蘭で凄い噂になっている話しがあるんですよ、ハルヒくんは知ってますか?」
ハルヒ
「噂ですか?」
ハルヒ
「どんな噂ですか?」
ハルヒがそう聞くと倉野が教えてくれた
倉野
「此処、桜蘭の三階の一番奥の男女トイレの一番奥のドアを三回叩くとそこにはトイレの花子さんが居て、願いを一つ叶えてくれる」
倉野
「けど、願いを叶える代償に何か一つ奪う」
倉野
「って、噂ですの」
ハルヒ
「へぇ、そうなんでね」
ハルヒ
「それって、七不思議とかに良くある噂ですよ、この桜蘭に七不思議とかあるんですか?」
とハルヒが聞くと倉野はいいえと言った
倉野
「いいえ、その七不思議と言うのは今まで無かったんですけど最近になって現れたようですの」
倉野
「それに、七不思議と言ってもまだ一つ、、トイレの花子さんしか聞いていません」
倉野
「不思議ですよね」
ハルヒ
「そうなんですか」
ハルヒ
(七不思議なのに、一つしかないなんて可笑しいな)
ハルヒ
(何で一つなんだろう)
そうこう話していると営業時間が終わりハルヒ達は姫達を外に送り出し
部室で休んでいた
環
「皆!、今日もお疲れ様だったな!」
環
「明日はイギリスの服を、、、」
ハニー
「いいねー、イギリスー」
モリ
「そうだな、、」
光
「お、いいねー!」
馨
「ハルヒも良いよなって、、ハルヒどうかしたの?」
と馨がハルヒに言うおうとするもハルヒはなにやら考え事をしていた
ハルヒが考えは倉野から聞いた七不思議と噂の事だ
ハルヒ
「あ、ごめん、ちょと考え事してた」
環
「考え事か?」
光
「何考えたのさ?」
光がそう聞くとハルヒは倉野から聞いた噂、七不思議の事を話した
鏡夜
「その噂なら既に学園中に広まっているぞ?、まぁ単なる噂だからほとんどの生徒は噂程度の事だと思っているがな」
ハルヒ
「そうなんですか?、七不思議って聞いて生徒達は気になるかと思いましたけど、、」
環
「まぁ、いるちゃあいるよ、その噂が本当かどうか確かめる人達は」
環
「けど、、、」
ハルヒ
「けど、?」
環
「実際の男子トイレ、女子トイレの奥をノックしても何も出てこなかったって聞いたよ」
と環が言うと光達も同じく実際にやった人から聞いたらしいく噂程度なのだと思ったらしい
ハルヒ
「そうですが」
ハニー
「うん、けど不思議だよね」
ハニー
「今まで、七不思議なんて噂無かったし、そのトイレの花子さん?って言う噂も無かったしね」
モリ
「あぁ、、無かった、、、、」
光
「いや、無かったってより、、」
馨
「存在すらしてなかったよ」
環
「だから、結構謎なんだ」
ハルヒ
「そうなんですね」
そう話していると帰る時間になった
環
「ハルヒ、そろそろ帰りな」
環
「今日は蘭花さんも遅いって言ってたし」
と環が言うとハルヒは確かにそうだと思い出して環達に帰ると言って帰って言った
ハルヒはある不思議な夢を見ていた
それは、懐かしく、楽しい誰かの記憶だったかのか、それとも自分の記憶だったか分からない
だだ、とても暖かいそう思った
だが、、、その暖かいさも一瞬にして消えた、、、
とても、寒く、悲しく、怒り、寂しさを感じる、、、
そして、、誰かのを探して待っている
誰かを、、、
次にハルヒが目を覚ました時
外は晴れやかに眩しかった
ハルヒ
「ぅん、、、、何か不思議な夢を見たような、、」
ハルヒ
「気のせい?」
ハルヒがそう言っていると襖が開いて父である蘭花がハルヒを起こしに来た
蘭花
「ハルヒー、起きてる?」
ハルヒ
「うん、今、起きたよ」
蘭花
「そう、朝ごはん出来てるわよ」
蘭花
「食べましょう?」
ハルヒ
「うん、着替えるからちょと待ってて」
そうハルヒは言って着替え、蘭花と共に朝食を食べた
朝食を食べ終えたあと、ハルヒは蘭花に行ってきますと言って家を出て桜蘭に向かった
桜蘭
ハルヒは学校に着いて教室のドアを開けるとそこには光、馨が居た
光
「お、ハルヒーおはようー」
馨
「今日の三時間目時間割変更だってさー」
ハルヒ
「二人共おはよう、時間割変更?って何になったの?」
光
「えっとねー、、、」
と光が言っていると先生が来てホームルームを始めた
ホームルームが終わりハルヒ達は授業をやって行く事三時間目
三時間目は授業変更で歴史となりハルヒ達は歴史の授業をしていた
先生
「さて、皆さんはこの壁画は何だと思いますか?」
ハルヒ
「?」
先生は黒板に何かの写真を貼った
それは、何かの形をしており腕や顔、しかも動物であるかのような耳、尻尾があった
だが、何とも恐ろしく今にでも動きそうだ
先生が写真を見せて言うと光達が答えた
光
「えー、、何かの神とか?」
顔
「それとも、何かの化け物?」
そう光達が言うと先生は言った
先生
「えぇ、この壁画を見てそう思いますよね」
先生
「ですかこの壁画は未だに分かっていません」
そう先生が言うと倉野が挙手した
先生
「倉野さんどうぞ」
倉野
「はい、この壁画は何処で発見されたのですか?、この壁画の色や形を見るに外国だと思いますが」
先生
「倉野さん良い所に目をつけましたね」
先生
「この壁画は日本で発見されました」
光
「え?!、日本??!?」
馨
「いや!、これどう見たって外国じゃん!」
先生
「えぇ、初めて見る人はそう思うでしょう」
先生
「ですか、この壁画は日本で発見されました」
ハルヒ
「この壁画が日本で?、でもこんなに鮮明に描かれている壁画見たことありません」
ハルヒ
「何処ので見つかったんですか?」
ハルヒがそう言うと先生が言った
先生
「それが分からないです」
ハルヒ
「え?、分からない?」
先生
「えぇ、何処で作られ、何故作られたのか、、」
先生
「そして、、、この壁画に描かれている物は何なのか、、謎なのです」
そう先生が言うと終わりのチャイムがなり皆ははっとなり次の授業の準備をした
放課後
授業が全て終わりハルヒ達は部室に行く支度をしていた
光
「ハルヒー、早く部室行こうー」
ハルヒ
「ごめん、図書室に本返してから行くから先に行ってて」
馨
「分かったー、殿達に言っとくよ」
光
「じゃあ、部活でな!」
ハルヒ
「うん」
そう話してハルヒは光達と別れた
ハルヒ
「早く、行かないと」
図書室に本を返して終えたハルヒはその足で部活に向かってあるいているとある所であしを止めた
ハルヒ
「此処、、確か、、」
ハルヒ
「噂の、、、トイレ」
噂の花子さんが出ると言うトイレだ
男子トイレと女子トイレ
そのトイレのどちらかに花子さんはいると言う噂だ
ハルヒ
「、、、、」
ハルヒは男子トイレのドアを開いて入り
一番奥のトイレの前に立った
そして、、
コンコン、コンコン、コンコン
ハルヒ
「花子さん、花子さんいらっしゃいますか?」
そうハルヒはドアをノックして言うと、、ドアがゆっくりと開き
、、、はぁーあーい、、、
と男の子の声が聞こえた
しかし、トイレの中には誰も居なかった
ハルヒ
「、、そら耳かな?」
とハルヒが思い言ってたいると
???
「こっちですよ?」
男の子の声が後ろから聞こえ、ハルヒは後ろを振り返った
ハルヒ
「!、誰!」
そう言いハルヒが振り返るとそこには青色パーカーを着ており白い狐面しており
そして、その男の子の回りには、白、黄、紫、緑色とした人魂がいた
ハルヒ
「君は、、、誰?、、」
ハルヒがそう言うと男の子はトイレに座り狐面を少しずらし言った
花子くん
「初めまして、俺は七不思議のトイレの花子さん、、って言っても男何で花子くんと読んで下さい」
花子くん
「って、、あの、、聞いてますか?」
ハルヒ
「あ、ごめん、ちょと驚いてフリーズしてた」
ハルヒ
「その君がその七不思議の花子、、くん?」
花子くん
「はい、そうですけど」
ハルヒ
「男子トイレに居たんだね、噂では男子トイレか女子トイレのどちらかに居るって聞いたから驚いた」
とハルヒが言うと花子くんが白い人魂に何かを言う白い人魂は男子トイレから出て言った
ハルヒ
「えーっと、、あの白い人魂に何言ったの?」
花子くん
「直ぐに分かりますよ」
花子くんがそう言っていると外から女の子の声が聴こえた
???
「ちょ!、白杖代!何するの!あとちょとでもっけちゃん達に花札勝てそうだったのに!!」
???
「歩いてるから!、耳引っ張んないでよ!!」
花子くん
「来たな、、あの驚かないで下さいね」
そう花子くんが言うとトイレのドアが開き白い人魂と共に黄色いパーカー着ており花子くんとは違い黒い狐面を着けており、髪が少し長い女の子と花子くんと人魂の色は違うが、黒、青、赤色と言った人魂が周りに居た
女の子
「もう!、花子お兄ちゃん!何のよう!もっけちゃん達に勝てそうだったのに!」
花子くん
「紹介します、俺と同じく七不思議で女子トイレの花子さん、まぁ、花子ちゃんとでも呼んで下さい」
花子ちゃん
「もう!、だから!何のよう、、、」
ハルヒ
「初めまして、花子ちゃん」
とハルヒが花子ちゃんに向かって挨拶し名前を呼ぶと花子ちゃんは首を傾げ花子くんに聞いた
花子ちゃん
「?、花子お兄ちゃんこのお姉ちゃんまさか、、、私達の事見えてるの?」
花子くん
「あぁ、見えてる、だからお前を連れて来た」
花子ちゃん
「へぇー、、、」
そう花子くんが言うと花子ちゃんは目を細めハルヒを見た
ハルヒ
「えっと、、、何かな?」
花子ちゃん
「いや、、知り合いのお姉さんに似ててさー、、少しね、、、」
花子くん
「おい、、その話は後にしろ」
花子くん
「今は自己紹介だ」
そう花子くんが言うと花子ちゃんはハルヒから離れ黒い人魂を手のひらに乗せて自己紹介した
花子ちゃん
「私は花子ちゃん!、宜しくね!」
花子ちゃん
「それで!、この黒い人魂は私の杖しろの黒杖代!そして、青杖代と赤杖代!」
ハルヒ
「宜しくね」
ハルヒ
「えっと、、花子くん、、」
花子くん
「自己紹介ですね」
花子くん
「俺は花子くん」
花子くん
「で、花子ちゃんを連れて来た白い人魂は白杖代で、その他、黄杖代、紫杖代、緑杖代で俺の杖しろです」
花子くん
「よろしくです」
と花子くん達が自分達の自己紹介をしてくれたのでハルヒも自分の事を話そうとすると花子くんが止めた
ハルヒ
「えっと、自分は、、」
花子くん
「知ってます、ホスト部一年、この学園唯一の庶民でツボを割り、女子なのに借金返済のために男装しホスト部になった、藤岡ハルヒさんですよね?」
ハルヒ
「え??!、何で知ってるの!?」
花子ちゃん
「ふふ!、私達七不思議で霊だよ、それぐらない分かるよ!」
花子くん
「えぇ、ですのでハルヒさん貴方の事は全て知ってます」
ハルヒ
「な、、なるほど?」
とハルヒが言っていると、、
???
「おーい、花子ー、花子ちゃん」
???
「また、誰か来たのか?」
ドアから二匹の動物が現れ言った
花子くん
「あ、猫、犬お帰り」
花子ちゃん
「お客さんが来てるのー!」
???
「客さん?」
と動物がハルヒを見た
ハルヒはその動物を見て花子くんに聞いた
ハルヒ
「えっと、、花子くん、、この子達は、、」
花子くん
「あぁ、コイツらは俺達の仲間で猫と犬です」
花子くん
「犬、自己紹介しろ」
花子くんがそう言うと子犬が話した
犬
「初めまして、ハルヒ殿、鷲は犬と申します」
犬
「そして、此方の子猫は猫と申します」
猫
「ちっ!」
猫
「ふん、また、噂聞いて来やがった」
ハルヒ
「また?、って事は、、」
犬
「えぇ、ハルヒ殿を含めますと、」
犬
「これで、、三人目、、」
猫
「はぁー、今回の奴は見えてるって事は、、お前何か願いがあって来たんか?」
そう猫が言うと花子達は改めてハルヒの方向を見て言った
花子くん
「ごほん、では改めてまして」
花子くん
「貴方の、、」
花子ちゃん
「花子お兄ちゃんー、かたくるしー」
花子ちゃん
「さて!、ハルヒお姉ちゃんはどんなにか願い事かな?」
花子くん
「おい!、、って、、はぁ、、」
花子くん
「どんなお願いですか?」
と花子達が聞くとハルヒは、、
ハルヒ
「自分は、、」
ハルヒ
「願い事とかないかな」
、、、、、、、
花子達
「「「「、、、は?」」」」
花子くん
「えっと、、ハルヒさん、、」
ハルヒ
「何?」
花子ちゃん
「えっとね、お願い事は、、」
ハルヒ
「無いよ?」
猫
「ちょと、タイム」
そう猫が言うと花子達はトイレに角に行き何やら話している
数分すると花子達はハルヒの元に来て言った
花子ちゃん
「えっとね、、ハルヒお姉ちゃん、、」
ハルヒ
「何かな?」
花子くん
「その願い事が無いと言いましたけど、、その願い事が無いと俺達その、、存在している意味が無くてですね、、」
ハルヒ
「そう何だ、、それで?」
花子ちゃん
「その、、言いずらいんだけどさ、、」
ハルヒ
「何?」
花子くん
「えっと、、、」
猫
「お前俺らの助手兼遊び相手になれ」
ハルヒ
「え?」
花子くん
「おいごら!、、すいません、、その簡単に言いますと、、」
花子くんが簡単にハルヒに説明するとこうだ
願い事が無いなら捜して貰えば言いと
だが、捜していても時間が勿体ない
なら、助手としてやればいつか願いが見つかるんじゃあね?
となり、、、
花子くん
「と言う事でして、、その、、すいませんが、、放課後毎日、、その、、トイレ掃しにと遊びに、、、」
ハルヒ
「それは無理だよ、自分部活行かないとだし」
ハルヒ
「それに、毎日ってどう言い訳したらいいの?」
花子くん
「あ、それなら安心して下さい」
花子くん
「その、、七不思議のその超超超ー!極秘でなんとかしますので」
ハルヒ
「ちょとまって今超超超極秘って、、」
そうハルヒ達が話していると
キーンコーンと時計塔から鐘のねが鳴った
猫
「この音、そろそろ下校の時間じゃあねぇーか?」
ハルヒ
「この音、、確かに下校の音だけど、」
花子ちゃん
「そうそう!、下校時間だから帰りなよ!」
ハルヒ
「けど、、」
犬
「安心してください、大丈夫ですから」
犬
「今日はお帰り下さいませ」
そう花子達に言うわれたハルヒは半強制的に帰らさせれた
そして、ハルヒはトイレから出た後家に帰ろうと下駄箱に向かっていると前から白髪の青年が現れた
ハルヒ
(え?、白い髪?あんな子学校に居たかな?それといつの間に目の前に、、)
そう思っていると青年が言った
白髪の青年
「す、、って、、」
ハルヒ
「え?、何?」
白髪の青年
「*アイツらを*、、、救ってくれ、、」
ハルヒ
「救ってって、、それどういう、、それとアイツらって、、、」
とハルヒが言うと後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
???
「あ!、ハルヒ居た!」
???
「もう!、探したよ!」
ハルヒ
「この声、、光、馨?」
ハルヒは後ろを見て光達を見てそして前を見るとそこにはもう白髪の青年は居なかった
ハルヒ
「居ない?」
そうハルヒが言っていると光がハルヒに言った
光
「ハルヒ?、僕らの話し聞いてる?」
ハルヒ
「あ、ごめん、何だっけ?」
光
「だから、何で今日は部活来なかったのさー」
馨
「来なかったから、殿達心配してたよ」
ハルヒ
「ごめん、本返しに行って行こうとしたら先生に捕まっちゃってさ」
光
「ふーん、先生にねー」
馨
「それなら良いけどー」
ハルヒ
「もしかして、探してたの?」
光
「そうだよ!、本返すだけって言ってたのに」
馨
「部活に来んの遅いんだもん」
ハルヒ
「そうなんだ、けどもう下校時間だけど」
馨
「ミーティングが長くてさ、ついさっき終わって探しに来たらハルヒが居たってわけ」
光
「けど、見つかって良かったよ」
そうハルヒ達は話してまた明日と言って帰って言った
そして、
それらを見ていた一人、、白髪の青年は言った
「此方に早く、、来て」
「早く、、、、達を、、」
そう言うと白髪の青年は風のように消えて行った
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