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ぱくちーですん🌿
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夜。
蒼星能力学園は静まり返っていた。
その時。
校門の前に影が現れる。
黒いフード。
昼間の人物。
「……ターゲット確認中」
手を上げる。
空気が揺れる。
バチッ。
結界が一瞬光る。
「やっぱりあるか」
小さくつぶやく。
その瞬間。
能力が発動する。
ドン。
結界にひびが入る。
パキン。
結界が破れる。
「侵入完了」
フードの人物は静かに学園へ歩き出した。
陽葵はベッドの上で座っていた。
「始祖の血……」
まだ信じられない。
「私が?」
その時。
コンコン。
ドアがノックされる。
「誰ですか?」
ドアが開く。
そこにいたのは――
「よ」
蒼真。
陽葵が驚く。
「蒼真くん!?」
蒼真は部屋に入る。
「体調どう?」
「もう大丈夫です!」
蒼真は椅子に座る。
少し陽葵を見る。
「三属性」
「やっぱり本当だったな」
陽葵が苦笑する。
「暴走しましたけど……」
蒼真は笑う。
「でも」
「強かった」
陽葵が目を丸くする。
「本当ですか?」
「ああ」
蒼真は少し真剣になる。
「だから」
「決勝」
「ちゃんと戦おう」
陽葵が笑う。
「はい!」
その瞬間。
警報が鳴る。
ビーッ!ビーッ!
「え!?」
蒼真が立ち上がる。
「侵入者」
窓の外を見る。
「もう来たか」
学園の廊下。
フードの人物が歩く。
警備ドローンが飛んでくる。
「停止しろ」
しかし。
手を軽く振る。
ドン。
ドローンが落ちる。
「弱い」
その時。
前から声。
「そこまでだ」
理事長。
黒崎が立っている。
フードの人物が止まる。
「黒崎」
黒崎の目が鋭くなる。
「お前たちか」
フードの人物がフードを少し上げる。
「久しぶりだな」
黒崎が言う。
「……やはり」
「あの組織」
その名前が出る。
「お前たちはまだ」
「始祖の力を狙っているのか」
フードの人物は静かに答える。
「当然だ」
「世界を変える力だからな」
その視線。
向いている先は。
寮。
朝比奈陽葵。