君と共に──。

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【中也】んで？主に仕掛けてくるやつは

どいつだよ

【中也】はっ！安心しな！俺がそいつをフルボッコにしてやるからな！(死確定

そう言い中也は肩を回す。

【太宰】あ、あぁ…

【太宰】(大丈夫かなこれ…)

【太宰】…生徒会長

【中也】…

【中也】!?!?　はぁｯ!?!?生徒会長だと!?

【中也】はっ！飛んだ馬鹿会長だぜ

【太宰】そう言える自信が羨ましい…

【太宰】…(笑)

【太宰】ふはっ…w

【中也】!!!

【太宰】！

【太宰】(あぁ…笑うってこんなにも幸せな事なんだ…)

気づけば私は笑っていた。

何時もの私なら到底有り得ない事だ。

私の前に中也が現れなかったら、私は

きっとこの幸福を知らなかっただろう。

【中也】…んだよ(笑)なんも面白れぇ事

言ってねぇよw

【中也】おら、話続けっぞー

やっと笑った…そういや、こいつの笑った顔なんて初めてみたな。

【中也】…

【中也】(こいつ…普通に顔良いんだよな…)

知り合ったときから思ってた。

クラスの自己紹介の時に顔が良くて覚えてたやつだ。

なのに…なんでいじめられんだよ…マジで意味分かんねえ。

彼奴ら脳味噌逝ってんじゃねぇの。

【中也】ｯ、！

って…なんで俺がキレてんだよ…///

キレたいのは太宰の方なのに…ｯ！

お、俺がキレてどうするｯ!?!?

【太宰】…中也

【中也】ｯｯなんだｯ???

【太宰】???

【太宰】あ、いやその

【太宰】…すまないね…

【中也】……？何がだ？

【太宰】私のせいで君まで巻き込んでしまったからね…良かったのかい？

太宰は何処か落ち込んだ顔で言った。

【中也】…

【中也】だあああああああｯｯ!!!

【太宰】!?!?!?!?(ﾋﾞｸｯ

【中也】だーかーらｯｯ!!!

【中也】俺が助けたいだけだっての！いいか？手前が謝罪する必要はねえ。

【太宰】ｯ…

【中也】…ｯｯ///

【中也】ああぁぁやっぱ取り消しだ取り消し!!!今の無しな!?!?//

【太宰】…ふふっ笑

【中也】ｯ///何が可笑しいｯｯ!?

【太宰】(笑)…ありがとう…中也

そう言い太宰は優しく微笑んだ。

その笑顔は何処か少し不器用だったが

太宰にとっては凄く気持ちのこもった

微笑みだった。

【中也】へ…？あｯ…//…おぅ…///

【中也】(ｯ…慣れねえな…///)