「じゃあヴァンダーマーさん、私たちはこれで」
「なかなか良いものを見させてもらいましたよ、ありがとうございました」
「…?」
「ああ、らだおくんには関係ないこと、だからね♡」
「…は、い」
関係ないことってなんだろう?まあいいや。とりあえず犯罪をしたくて堪らない。なんの犯罪をしよう。
「らだおくん、そんなに犯罪したい?」
「えぁ、はい…!」
無意識にそわそわしていたらしい。
…そういえば、なんか良く覚えてないな。この人、なんて呼んでたっけ?
「あの、うぇっさん…」
「…!らだおくん、私のことはボスと呼びなさい」
「あ、はい…」
おれ、なんでうぇっさんって呼んだんだ…?ボスの、ことかな?
「あの、犯罪…」
「そうだったね、まずは銀行強盗でもしよっか!」
「はい…!…あの、」
「ん?」
…銀行強盗って、どうやるんだっけ?
思い出せない、なんで?
「銀行強盗って、どうやって…?」
「…あー、じゃあ一緒にやろうか」
「はい!」
ボスの運転で速く銀行に到着し、車に乗っていた心無きを人質にとる。
銃向けてやるんだ、初めて知ったかも。
…“初めて“?なんで初めて…
「らだおくん、これはこうして…」
「…はい、」
「お、できたね!じゃあお金とるよ♡ 」
「はいっ」
…楽しい、けど
おれなんで犯罪してるんだっけ?えと、ボスと…あれ、思い出せない。
「よし、とり終わったね!じゃあ逃げ」
「犯人いるかァ!?」
「つぼ浦じゃねぇか!」
「…だれ?」
「あー、クソみたいな警察」
「だれがクソだ!…アオセン?」
「……?」
「アオセン!みんな心配してます!人質にとられたんですか?…だけど、心無きいるな」
「つぼ浦、なにを言ってる?らだおくんは餡ブレラだぞ」
「…は?」
この変な格好をした人は、なにを言っているんだ?「は?」っていったときから無線でなにかを話しているし。
「らだお!」
「らだオ…?」
「らだおッ!!」
「カニくん、猫くん、皇帝…アオセンが…」
色んな人がきた。警察かな?
「らだお、目ぇ覚ませよ!」
「らだオッ!」
「らだお…」
「らだおくん」
「…は、い」
__撃て。
パァン…
「あ”っ…」
「ッ、マンゴー…?」
「らだオ、なんで…」
「マンゴーッ」
パンパンッ
「ぐ、ッ」
「皇帝ッ、ぁ”!」
「カニくん、皇帝?」
「…じゃあね」
パ__
「…お前、そんなやつだったのか?」
「あ?」
「そんな仲間を裏切る、やつだったのか?」
「そもそもお前らを知らねぇ」
「…白で、いるんじゃなかったのかよ」
「は?なにいってんだよ」
「あの人、悲しむぞ?」
「…?」
「また、切符切られちまうぞ…?がっかりされちまう。」
「…、」
「らっだぁッ」
パンッ
「ぐ、ぅッ…」
「しんじまえ」
「らだおくん♡さすがだね! 」
「はい、ボス」
「誰が切符切られるかよ、つぼ浦。そもそもなに言ってんだおめぇは?らだおくんがその、あの人?ってやつを覚えてねぇんだ、らだおくんは私たち餡ブレラのモノだ。」
「…らっ、だ…おま、ぇ…」
「変なやつですね」
「そうだね!」
「…らっだぁッ、ささに悲しまれても…いいのかッ、」
「…あ?」
ドクン、
「ッ、」
「らだオ、いいの…?」
ドクンッ、
「らだお…」
ドクンッッ、
おれは、何かを忘れている?
ささって、だれだ。あの人って、だれだ。
「さあ、らだおくん、帰ろう。
__餡ブレラに。」
ちがう
ちがうよ
おれは、警察だよ
黒になんてならないんだ
…あのひとに、かなしまれちゃうから。
「…うぇっさん、撃っていいですか」
「…、?いいよ?」
「ありがとうございます」
「やめろ、らだ…」
__パァン
「~~~~ッ!!」
「…うぇっさん」
「らだ、おくん…ッ、!」
「……」
「なんで、私を…」
「おれには、信頼も尊敬もできる人がいました。…うぇっさん、おれはあなたのことは好きです。だけど
__あの人を越えることはない。」
「…逮捕します。」
「ッくそッ!」
「皇帝、成瀬、マンゴー、つぼーら」
「……らだお/らだオ?/アオセン…」
「…ただいま、」
「…ふっ、なに照れてんだよ」
__お帰り、らだお
ーおかえりなさい、らっだぁさん
コメント
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続ききちゃー!✨ 相変わらず凄いです、、!