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♯1 【熱】我慢
「」なつ
『』こさめ
《》いるま
[]らん
〈〉すち
{}みこと
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朝、目を覚ます
身体が重く、めまいもする
「熱、出たかなぁ、、、」
そんな事を考えながら立ち上がる
_フラッ
「っぶねぇ、、、」
目の前の机に手をつき、体制と息を整える
熱を測ったら更にキツくなりそうなので敢えて測らないでいよう
そして俺は重い足を動かして無理矢理リビングへ向かう
階段、行けるか、、、?
と呑気なことを考えながら手すりに掴まり1段ずつ階段を降りる
めまい、合わない焦点、おぼつかない足取り、フラフラと倒れそうな体
これ、ほんとにヤバいかも、、、
そう思いながらも足を止めない
迷惑を掛けないように笑顔を作りリビングの扉を開ける
「はよ〜、」
なるべく明るく振る舞い、明るく笑う
、きっつ、倒れそう、、、
『?なつくん!なんか顔色悪くない?』
こさめの声、地味に頭に響く、、、
「ん、別に?」
『ほんとに?』
「ほんとだってw」
『ん〜、、、ならいいんだけど、』
納得がいかないと言わんばかりに不満な顔だ
《ふぁ〜、おはよ、》
欠伸をしながらリビングに入って来たのはいるま
「おまっw寝癖なおせよw」
正直、笑ってるのでさえ辛い
《ぁ゛〜?るっせw》
声ガラガラじゃねぇか、寝起きすぎんだろ
『まニキ、いくらなんでも寝起きすぎw』
ぁ、こさめが言った
「いやそれなw喉がw」
〈それ言うなら暇ちゃんもじゃな〜い?〉
眠そうな声で背後から話しかけられた
すちだ
「ぅおッ?!おまっ、いつから居た?!」
ぇ、てか今、”俺もだろ”って、、、
……バレそう、、、?ま、大丈夫だろ☆
これがフラグだと知らずに
〈んー?今さっきぃ〉
いや、まじで眠そう
〈てかぁ、暇ちゃんも喉ガラガラじゃ〜ん〉
「俺はいいわ!」
[よくないと思うけどな〜?なっちゃん]
まじでさっきからどこから来てんだよ、、、
「黙れくそメンヘラ前髪ピンク」
[ねぇ俺の扱い酷くないっ?!]泣
「気のせいだろ 」
『気のせいだね』
《気のせいだわ》
〈うん、気のせい〉
[ね〜えぇ?!ほんとに酷くない?!]
ガチャ
騒がしい空間に扉が開く音が混じる
{皆、、、何しとん、、、?}
「お前といるまだけだよ普通に入ってきたの」 ゲホッゴホッ
やべ、咳が、、、
{うぇ!なっちゃん咳しとるやん!}
{それにしんどそうやで、、、?}
『なつくん朝からこれなんだよ!顔色悪いのに大丈夫とか言ってさ?!』
その言葉を聞き違和感を覚えたいるまが俺を呼ぶ
《なつ、ちょっとこっち向け〜?》
見なくても分かるくらいの圧、、、
「ぅ゛はい、、、」
嫌々ながらも振り向く
その瞬間、足元が崩れる
やべ、これ、ヤバいやつ、、、
バタッ___
いるまの肩が支えとなり助かったが、俺の体調は既に悲鳴をあげていた
《は、え、ちょ、なつ?!》
いるまに呼ばれる声を最後に俺は意識を失った
目を覚ますと見慣れた天井
「ぁ゛れ、なんで俺、」
[あ、なっちゃん、起きた?]
LANの優しい声で意識がはっとする
俺、倒れたんだ、、、
[なっちゃん、熱あるでしょ、]
「ないっ、」
この後に及んでまだ嘘つくのか、俺
《嘘つけ、あるだろ》
こいつ、いつから居たんだよ、、、
「ない、、、もん、」
《お前に触れた時めっちゃ熱かったけど?》
「……」
やべ、なんか泣きそう、、、
熱出ると涙腺脆くなるってこの事か、、、?
はぁ、《体温計持ってくるから、ちょっと待ってて》
溜息を着きつつ、更に優しい声で話しかけられた為、余計に涙が出そうになる
「ゎかった、」
喉から出たその言葉は、自分でも驚く程に弱かった
そのとき
ガチャ___
扉が音を立てて開いた
入って来たのは
〈ぁ!暇ちゃん起きたの!お粥作ったから熱測ったら食べてねぇ!〉
優しい声で、優しい笑顔で話しかけるすちだった
「ぁ゛りがと、゛」
《あ、すち来てたん》
そう言いながらいるまは俺の脇に体温計を挟む
〈さっきだけどねぇ〉
ピピピッピピピッ
体温計がなる
[なっちゃん、熱何度? ]
心配そうなLANの声
「、ん」
軽く返事をして体温計を差し出す
自分では見たくない
多分、余計に辛くなる
[あちゃ〜、、、だいぶ高いね、]
《何度?》
先程まですちと話していたいるまは気付けばこちらを向いていた
すちはお粥を取りに行ったのか分からないが、部屋には居なかった
[ん]
そう言いLANがいるまに体温を見せる
《たっか、、、》
一体何度と表示されているのだろうか
まぁ、知りたくないからいいけど
//39.3℃です
〈いるまちゃ〜ん、お粥持ってきたよぉ〉
《ん、ありがと》
《なつ、食欲あるか?》
正直、食欲は無い
けど、すちの作ったお粥が食べたい
……よし、嘘つこ
「ぁるっ」
《じゃ、口開けろ〜》
「、ぇ、自分で食べれる、、、」
《嘘つけ、スプーンすら持てないだろ》笑
確かに、無理かも、、、手に力入んないし、
「…じゃぁ、食べさせ、て、?」上目遣い
《……今食べさせるから、》
《可愛すぎるって、》ボソッ…
…?いるま、なんて言ったんだろ
「ぃるま、?」グスッ
《ぁ、今食べさせるから、な?》よしよし
「んへへ、」//
いるまの手、おっきい、、、安心する、
[…あの〜、さっきから俺は空気?]
「黙れメンヘラピンク」
《ピンクのメンヘラクソ野郎、うるさい》
[えぇ、、、]
《用事ないなら出てけ》
[……皆俺に当たり強くない??]
《気のせい》
[え〜、、、まぁ、俺は出るね、?]
《ん》
LANが出ていき、部屋には俺といるまだけ
すちはとっくのとうに出ていった
《んじゃ、口開けろ、なつ》
「ぅんっ」口を開け
《偉い偉い》なで
《じゃ、あーん》
「ぁ〜ん、」もぐもぐ
「ぉいしい、」
《良かったな、まだ食べれるか?》
「んーん、もっ無理、」うとうと
《そっか、じゃぁ薬飲んだら寝ような》
「ぅんっ」
そこから薬飲み、寝て起きたら復活しましたとさ
ちなみに熱出てること言わなくて説教されたらしい
「適当で草」
《まじでそれな》
[主ってこういうとこ面倒くさがるよね]
『まぁまぁ、主も疲れてるんだよ』
〈この熱のパートだけで1週間くらいかかってたしねぇ〉
{も〜!皆!そんなこと言ったらあかんで!主は物語書くん下手なんやから!}
「みこと完全にオーバーキルで草」
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