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「じゃあ俺、バイトにいくから、昼飯は冷蔵庫にあるもんを適当に食ってくれ」
ドアノブを回してドアを半分ほど開けると、鈴木はイビサたちへと顔をむけつつ言う。
ドアの隙間からは、七月に入ったばかりの、少々熱い、すでに夏を思わせるじめじめした風が、パソコン機材やオタクグッズにあふれた狭い部屋に流れ込んでくる。
「ちょっと待つのじゃ。冷蔵庫の中に一体なにがあるというのじゃ。なにもありゃせんであろうに。我は知っておるぞ」
「いや、あるだろ。納豆とか……納豆とか……あっ、あと卵とか」
「それだけではないか。よもや友作は、我を餓死させるつもりではあるまいな」
「確か、パックのご飯があるっす」
鈴木に助け舟を出すように、アビゴールがシンクの下の棚を指さす。
「なんで、納豆卵かけご飯ができるっす。はあ*************
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