テラーノベル
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ガヤガヤとした朝の教室に俺は一人ぽつんと席に座っている。
いつもと変わらず登校した俺はぺいんとが来ないかと密かながらに期待している。
「はい!では朝学活を始めます。みなさん、席に座ってください。」
先生がそういえばみんながささっと席に向かって座る。
「今日は新しくこの1年2組の友達になった子が来ています!入っておいで」
「初めまして!天乃絵斗です。好きな食べ物はエビフライです!よろしくお願いします! 」
橙色の髪の元気で大きな聞き覚えのある声が教室を満たした。
ぺいんとだ…!俺と同じクラスになったんだ!
パッと目の前がキラキラと鮮やかさが輝きだす。
「では、天乃くんは後ろ窓側にある角の席ね。何か困ったことがったら周りの人に聞いてね。」
角の席といえば俺の隣の席だ。この席で良かったと、隣になれて嬉しいと自分の目をきらつくのがわかる。彼も席に近づくとこちらに気付き、目を同様に輝かせて席に着くと先生が今日の授業の話をしている中、小声でこちらに話しかけててくる。
「久しぶり…らだ!隣になるなんて奇跡だね…!!」
「奇跡、言い過ぎだって…でも、良かったわ」
「うん…!」
そのまま一言二言たわいもなくヒソヒソと話してはチャイムの音で断ち切られる。これからが楽しみで、1日と一緒にいただけだとしてもすごく彼が俺にとって特別に感じられた。
ぺいんとが来てから二週間すら経っていないのにも関わらず、ぺいんとは俺よりも友達を増やしていた。
「こっちが百瀬で、こっちが戌亥!」
「えっと…初め…まして…」
「え…初めまして。」
長い黒髪の女子と緑のクセの強い髪で目を隠した男子がぺいんとの気迫というか勢いに流されたように挨拶をする。
「初めまして…?えっと、ぺいんと…どういうこと?」
「だってらだって友達数ないでしょ?」
「は?」
「だから、いい友達を紹介してあげようと思って!」
「上から目線すぎるだろ…!はぁ…えっと、俺の名前は猿山、猿山らだ男。」
「ああ、戌亥だ。よろしく。」
「えっと…百瀬…です…」
「…ちょっと気まずい?」
「ぺいんと、お前のせいだろ」
「少なくともお前のせいだ。天乃。」
「うん…そう私も思う…」
「俺にひどく言い過ぎじゃない?!」
なんだかんだで仲良くなり、いつも四人で話しながら帰ることがほとんどになっていった。
#ご本人様とは一切関係ありません
#○○の主役は我々だ!
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ふゅう@不定期
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コメント
1件
あー、めっちゃ良い青春の空気感!ぺいんとが同じクラスになって隣の席…しかも「奇跡」って言っちゃうの可愛いすぎるだろ😂 戌亥と百瀬も加わって、この4人の掛け合いがもうすでにテンポ良くて好きだわ。らだくん視点の「きらきらした世界」がじんわり伝わってくる回だった🔥 続き気になるわ、兎月さん!