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レタス
903
#にじさんじ二次創作
おばけさん
292
Yu
1
勇斗side
端っこの席で、いつも本を読んでて、物静かだけど顔がかっこいいだか可愛いだかなんだかで影で少し人気のあるやつ。
今改めてじっくり見てみると、確かに顔はかっこいい。彫りが深くて綺麗だ。
でも、眉毛がしっかりとしてて、ほっぺたがもちもちしてて、のりもちみたい。
それくらいの認識しかなかったクラスメイトが、今、俺の目の前ですやすやと寝息をたてている。
こんな状況になったのも、数十分前、ある廊下を通った時のせいだった。
俺は放課後、トイレに行こうと一人廊下を歩いていた。
向かい側から吉田くんが歩いてきたのが見えたが、挨拶を交わすような間柄でもないので、そのまま通り過ぎようとしたその時だった。
ばたり。と吉田くんが倒れたのだ。
勇斗「え!?吉田くん!?大丈夫?」
慌てて呼吸を確認すると、息はしていた。
このまま放っておくわけにはいかないので、とりあえず横抱きにし、保健室へ向かう。
勇斗「失礼します。」
保健室の先生「!どうしたの?」
勇斗「急に倒れちゃったんです。」
保健室の先生「そうなの。ここまで運んでくれてありがとう。」
「とりあえず、ベッドの方におろしてあげてくれる?」
勇斗「はい。」
先生に言われた通り、吉田くんをベッドにおろす。
先生が吉田くんの様子を見ているところを、ぼーっと眺める。
保健室の先生「うん、きっとただの寝不足ね。」
「それとね、佐野くん、ほんとに申し訳ないんだけど、私これから会議なの。吉田くんのこと、見といてあげてくれないかな。」
「起きたらもう帰ってもいいよって言ってあげて欲しいの。」
「1時間しても起きないようであれば、起こしてあげて?」
正直面倒くさい。
でも、先生から頼まれたのならしょうがない。
勇斗「わかりました。」
そして今に至り、冒頭へ戻るわけだ。
いくら綺麗だからといって、吉田くんの顔を見つめ続けるのも変だし、スマホでも触りながら起きるのを待っていよう。
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