(注意)
誤字脱字多々
キャラ崩壊・地雷あり
華太女体化です
地味に愛され
小「…ん?」
朝日が少し顔を出してきた時、いつもより早く事務所に来た俺は野田の兄貴と小峠がそそくさと車に乗って何処かへ行くのを見た。2人が疾しい事をしようなんて考えられない。野田の兄貴なんて考えられないし、小峠も4年近くこの世界に居るがそう言った噂は聞いたことがない。
小「なぁ和中ぁ」
和「…はぁ……なんだ。」
小「小峠と野田の兄貴どこ行くの?」
和「あぁ…やっと見つけられたからな。」
小「誰を?」
和「まさか忘れたのか?全く…江藤の兄貴の事だ。」
小「あぁ…なるほどぉ……。」
江藤の兄貴は4年前死んだ兄貴分だ。江藤の兄貴は小峠をめちゃくちゃ気に入っていた。だからと言って甘やかしている所は見た事がない。それよりか人一倍厳しくしてたな。まぁ小峠の誕生日に熊さんのぬいぐるみをプレゼントしているのは見た事があるが……。そういや、こんな事あったなぁ
小「ん?……スンスン」
血の匂いがする……。何処から?仲間の奴らか?…少し濃いな。
スンスンスン
小(この扉の向こう…給湯室?)ガチャ
華「?!小林の兄貴、お疲れ様です!」
江「おぉ小林じゃないか。どした?お前も休憩か?小峠、茶を入れてやれ。」
華「はい!」
スンスン
江「?小林?」
スンスン……此処だ。
華「え、あの…小林の兄貴?」
小「…お前、怪我した?」
華「え?」
小「お前から濃い血の匂いがすんだよ。」
華「………え」
小「……スンスン…下の方?足元怪我したのか…いやぁ…腰周り?」
華「………ぇ、あえ、あ///」ワナワナ
小「怪我したなら医務室行けば?すっげぇ臭って臭いのよ。」
華「…………です…」
小「は?なんて?」
華「せ、生理です!!!」
小「??!!」
華「…し、失礼します!!!!」
バンッ!!
小「……。」
ポン
小「?!」ビクッ!!
江「小林……まぁ…1杯付き合え」
小「え、江藤の兄貴……その…」
すんません。
こんな事もあったなぁ。江藤の兄貴が持ってたコップ…割れてたなぁ…あれ結構固くて良い奴なんだけどなぁ…。それから正座させられて2時間近く説教されたな。
思えば江藤の兄貴は小峠を孫のように思っていたな。飯にも連れてったり銭湯にも連れてったり…背中の登り鯉も見せてたな。
4年前…江藤の兄貴が死んでから小峠は時間があれば江藤の兄貴を殺した犯人を探すのに勤しんでいた。丁度その時だろうか。小峠も登り鯉を背中に彫ったのは。おやっさんが心配していたが小峠の決心が強まったのを感じた時だな。その努力が実ったのだ。めでたいことだ。
小「さっ仕事すっか。」
野「お前はどうしてガミガミガミ」( #`꒳´ )
華「す、すみません…。」
小「なぁ和中ぁ」
和「…なんだ」
小「なんで小峠野田の兄貴に怒られてんの?」
和「あぁ…野郎を殺すとき服を脱ぎ捨てたらしい。」
小「……え、は?なんで???」
和「登り鯉を見せつけたかったんじゃないか?」
小「あーーー…これは江藤の兄貴もカンカンだな。」