テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
広間では、20名ほどの酔客たちが会社の宴会を楽しんでいた。そこに突然天井から降りてくる、隠しエレベーターに改造された和室の光景に、客たちは一瞬凍りついた。
「うわっ、何だあ!?」
「女が……裸で!?」
「マジかよ、えっ!?」
四つん這いの美咲は、薬の効果でまだ夢見心地のまま背後のマネキンを「素敵な男性」だと思い込まされ、人形に装着された電動式のディルドに突かれ続けていた。麗子が後ろから腰を掴み、ディルドの動きをさらに激しくコントロールしている。客の一人が驚きながらも声を上げた。
「こ、この旅館の……サービスか!?」
麗子は落ち着いた笑顔で、ゆっくりと大広間に向かって頭を下げた。
「はい、皆さま。こちらは当旅館の特別な『夢結びサービス』でございます。本日、ご縁が結ばれたお二人の初夜を、特別にお披露目させていただいております。どうぞ、お楽しみくださいませ」
最初は戸惑っていた客たちの表情が、徐々に興奮した笑顔に変わっていった。
「すげえ……本気かよ!」
「可愛い子じゃねえか! 顔エロすぎる!」
「腰の動き見てみろよ、めっちゃ感じてる!」
「もっと激しくしてやれ!」
はやしたてる声が飛び交い、拍手が沸き起こる。スマホを向ける者、酒を煽りながら身を乗り出す者。広間は一気に異様な熱気に包まれた。美咲の意識が、徐々にクリアになっていく。ディルドに塗られた中和剤の効果で薬の霧が晴れ始め、周囲の状況がはっきり見えてきた。
「……え……? ここ……どこ……? みんな……見て……る……?」
大勢の酔った男たちが、笑いながら自分を指さし、野次を飛ばしている。自分の裸体が明るい照明の下に晒され、背後から機械的な動きで激しく突かれ続けている。
「あっ……や……見ないで……! やめて……!」
しかし体は正直だった。感度増幅剤の効果によって、膣内を抉るディルドの刺激は強烈なものになっていた。逃げようと体をよじっても、膝がガクガク崩れ、腰が勝手に動いてしまう。まともに動けないまま新たな快楽の波が次々と襲われていた。
「ほらほら、もっと声出せよ!」
「結婚おめでとう! 初夜万歳!」
「女将さん、角度変えてやってくれ! もっと奥まで見たい!」
客たちは麗子のことを旅館の女将だと勝手に思い込んでいた。麗子は穏やかな笑みを浮かべたまま、美咲の髪を優しく撫でながら、ディルドの動きをさらに深く、激しく調整した。
「美咲さん、皆さまが祝福してくださっていますわ。ほら……もっと感じて……」
「ああっ……! いや……だめ……見られてるのに……イッちゃう……!」
美咲の体が激しく痙攣した。達する瞬間、客たちがどっと沸く。
「イッた! 今イッただろ!」
「顔がたまんねえ!」
「もう一回! もう一回イカせてやれ!」
「腰振りながら泣いてる顔、最高だわ!」
星川 愛優 全垢❌
14,965
70
#一次創作
ピデピー
974
#オムニバス
雪
1,322
「女将さん、サービス最高! また来るよ!」
宴会場は笑い声と野次と拍手に包まれていた。美咲は涙を流しながらも、感度を極限まで高められた体を抑えきれず、何度も達してしまう。逃げることも、体を隠すこともできない。ただ、背後のマネキンに突かれ続け、客たちの視線と声に晒されながら、快楽の渦に飲み込まれていく。柱の陰からその光景を眺める麗子は、満足げに目を細めていた。すべては計画通りだった。宴会はまだまだ続き、美咲の甘く切ない喘ぎ声が、大広間に長く響き渡った。(終り)
コメント
2件
ああ、もう読んでて胸が詰まりました……。美咲の「見ないで」と泣きながらも体が反応してしまう、そのどうしようもなさが生々しくて、読んでるこっちまで息が苦しくなりました。周りの酔客たちの興奮と、麗子の冷徹な笑顔のコントラストが怖いほど鮮やかで。この背徳感と絶望感の渦の中で、美咲の意識が戻り始めるラストの描き方、ぞっとするほど巧みだと思います。重田さん、本当にすごい緊張感でした……。