⚔️「?ふわっちさっきから黙ってるけどどうしたの?」
🥂✨️「へっ!?いや、なんも無いっす」
⚔️「そう……」
🌞「僕先に帰りますね〜」
🏢「あ、私仕事がまだ残ってるので帰らせていただきます」
バタン
⚔️「……」
🥂✨️「……」
🥂✨️「……あの」
⚔️「……?」
🥂✨️「さっき見た…んですけど……」
⚔️「どうしたんですか?」
🥂✨️「その……腕」
⚔️「!?バッ」腕を隠す
🥂✨️「怪我…してますか?」
⚔️「……え?」
🥂✨️「え?」
⚔️「……!あぁうん!部活でちょっとね💦」
🥂✨️「……そう、すか」
不破side
社長と甲斐田が帰ってもちさんと2人きりになった
ずっと黙っていても気まずいし、思い切って腕の包帯について質問してみた
⚔️「!?バッ」腕を隠す
予想してた事が当たった
剣持さんは多分リスカをしていることがバレたと思って腕を隠したんだろう
🥂✨️「怪我…してますか?」
もう気付いているが、あえて俺はもちさんに怪我をしているのかと問いた
⚔️「うん!部活でちょっとね💦」
ホッとしたような表情のもちさんがそう答える
🥂✨️「……そう、すか」
嘘だ。部活で出来た怪我ならわざわざ隠す必要も焦る必要も無い。なにかやましい事があるってことだ
🥂✨️「俺、もう行きますね。これから予定があるので」
⚔️「……うん!笑」
俺は顔を歪めた
🥂✨️「……もちさんのそんな顔、見たくなかったな」バタン
剣持side
⚔️「……?」
どういう意味だろう?
僕の顔を見たくなかった?
⚔️「……」
⚔️「僕も帰ろう」
⚔️「……帰り、たくないな」
事務所を出てすぐ、叶くんと会った
🔫「もちさんじゃん!やっほ〜( *ˊᵕˋ)ノ」
遠くにいた僕に気づいた叶くんは、笑顔で手を振ってきた
⚔️「叶くん!収録の帰り?」
🔫「そうだよ〜。くろなんの収録」
🔫「マネから逃げてきた笑」
⚔️「もう、ダメだよ叶くん笑」
🔫「そだもちさん、もちさんもこれから帰るでしょ?送ってこうか?」
え、家にか?
今の時間帯だとまだ家に親がいる
⚔️「大丈夫!」
🔫「いいのいいの!遠慮しないでよ笑まだ子供なんだから」
……あまり強く断っても変に思われるだけか
それに叶くんが帰るまで家に入らなきゃいいだけ
渋々了承した
🔫「やった!」
僕は叶くんの車に乗り、くだらない雑談をしながら送ってもらった
🔫「ここだよね?」
⚔️「……うん!ありがとう!もう帰ってくれて大丈夫だよ!」
🔫「……そういえば、もちさんの親ってどんな人なの?」
なんで今そんなことを??
叶くんは勘がいいからなぁ
⚔️「ん〜、優しいかな!」
適当に話をすり替えて、叶くんを帰らせる
⚔️「……ただいま…」
ドンドンと階段を降りてくる音が聞こえる
父さんだ
父「遅せぇんだよ。酒はどうした」
父はアルコール中毒だ。
僕のことを世間的には「アダルトチルドレン」と言うらしい
⚔️「えッ、あの、僕未成年だからお酒買えなくt」
父「は?そんなの関係ねぇよ。店員の目盗んで盗ってくることすら出来ねぇのか!?」
父さんは「この役たたずが!」といい、片手に持っていた酒の空き瓶を頭に振りかざしてきた
僕は咄嗟に頭を守ったが
⚔️「……あれ?」
🔫「何やってるんですか?お父さん」
コメント
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続きが楽しみでっす

すごく好きです!もし良ければですが、続き楽しみに待ってます!