🔫「何やってるんですか?お父さん」
え……
⚔️「叶……くん?」
父「は?お前誰だよ。何勝手に入ってきたんだ!?」
⚔️「お、お父さん…ッ!」
🔫「……」
父「なんか喋ったらどうなんだよ!?」
🔫「…警察、呼ばれたくなければ手を下ろしてください」
父「ッ……チッ」手を下ろす
その時、「ドンッ!」と大きな音がした
⚔️「あ、え、叶くん…?」
この一瞬のうちに叶くんはお父さんを床に押さえつけていた
父「クソッ!離せッ…!」
お父さんはアルコール中毒。手が震えていて上手く力が入らないから抵抗もうまくできないみたいだ
🔫「もちさん。もちさん家になんか紐とかってあるかな?」
叶くんは優しい声で聞いてきた
⚔️「うん、ある…と思う」
玄関の棚に入った結束バンドを叶くんに渡す
叶くんはそれでお父さんの腕をきつく縛った
🔫「よし!これでOK」
父「おい!ふざけんな!解けよ! 」
🔫「僕お父さんにさっき嘘ついたんですけど……」
🔫「警察呼んでましたぁ笑」
父「はぁッ!?ッざけんなよ!殺す!」
お父さんはじたばたと暴れ出す
🔫「はは笑手が震えててまともに抵抗できないんですね笑」
そう言いながら笑う叶くんは、怖かった
あれから5分後、警察が来てお父さんは連れていかれた
⚔️「…ありがとう。叶くん」
🔫「いいんですよ。当然ですよ」
叶くんはそう言って優しい笑顔で笑いかけた
⚔️「……ごめんね。こんなことに巻き込んじゃってさ」
また1つ悪い行いを僕はしてしまった
🔫「いいんだってば笑 それよりもちさん。もう遅いし、今度こそ送るよ」
⚔️「……うん!ありがとう」
僕はお父さんの居ない家に帰った
叶くんと別れて部屋についてすぐ、僕は机の引き出しにあるカッターを取り出す
ゆっくり、ゆっくりと1本1本腕に線を引いていく
僕の身体を汚す事で代わりに僕の悪い行いが許されるんだ
僕はアルコール中毒で働けないお父さんのために、大人の人と〇〇〇をする仕事をしてきた
最初は気持ち悪かったけど、それをすることで僕の悪い行いが許されると考えれば少しマシになった
ピコン
…LINEの通知音がなった
どうやら、僕のお父さんが逮捕されたから叔母さんが引き取ってくれるらしい
……どうして、叔母さんが?
叔母さんはお父さんと一緒に僕をいじめてきたこともあった
⚔️「なのに、なんで……?」
僕はあの苦しみから逃れられた気になっていた
⚔️「…今日は、寝よう。」
まだ悪夢は続くらしい
⚔️「…朝起きてたら死ねてないかな。明日なんて来なきゃいいのに」
そう言って僕は眠りについた
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あああああぁぁ、面白かったです!続きが出るのを楽しみに待っています!