ロシアメ
地雷さんバイバイ👋✨
静かな廊下。これからの会議のため、会社の中にいたアメリカは、物思いにふけっていた。
ロシアめ。おかげさまで徹夜する羽目になってしまった。
これで五徹だぞ。
「おう。アメリカじゃねぇか。また会ったな。」
俺の鼓膜に響いた低く落ち着いたこの声の主は自分の恋人であるロシアだった。
「ああ…はろー。」
「どした?いつになく元気ねぇじゃん。」
良くもまあ言えたものだ。そちらがさんざ抱いた癖に。
「…っそうかな?ちょっと腰がな…」
「…」
気まずい。こんな沈黙を待っていたわけではない。だがあちらは理解したようだ。
「おう。」
それだけかぁ?と思いつつも、腕時計に目をやる。
「ヤベッ。この後予定あるから。またな!!」
「おう…! 」
5時間が経ち、会議が終わった。
さあ、これで今日の仕事は終わった。家に帰ろう。
クラッ…。
あれ。足がふらつく。立てない。久しぶりの会議だったから張り切りすぎちゃった。
ぷつっ…暗くなり、傾いていく視界の端には想い人がいた。
「――――――カ。―――メリカ。アメリカ!」
次第に大きくなる掛け声で目が覚める。なんだか右手が暖かい。
「おい!しっかりしろ!」
気がつくと病院らしき場所におり、俺はベットの上にいた。
無機質なカーテンレールを目で追いかけていく。
「あ…?なんで俺…ッッ!!」
「動くな。じっとしてろ。」
ロシアの泣きそうな顔のなんと似合わないことだ。
そっと気になっていた右手を見る。
ロシアの両手が俺の手を隠すように置かれていた。まるで昔親父に抱っこされている感覚に陥った。
「心配したんだぞ!お前が急に廊下で倒れるから…ッ!日本もイギリスも俺もみんな、みんな!」
「ごめん…よいしょ…ッ」
「起きるなよ…ッアホゥ…!」
「じゃあこっちきて。 」
「あ?なんで―――」
チュッ♡
「え…?」
「ふはっ。お詫びさ。受け取ってくれ。」
ちょっと遠回しに表現してみた。バイバイ!
コメント
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脳がバグってる深夜テンションで書いたので意味わからんくても許してくださいm(_ _)m