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しんちゃん
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コメント
2件
怖いよぉぉぉ😭
心音ちゃんの異変に気づきながら「気のせいやんな」と言い聞かせるLapisの心情が切ないですね。ペットボトルを何度も飲む仕草、カメラ前で一瞬足を止める瞬間、踊り終わった後の呼吸…細かい描写が積み重なって、ただ事じゃない感じがじわじわ伝わってきます。休憩と同時に姿を消した心音ちゃんが気がかりです。次が気になりすぎる…!
ーLapis視点ー
企画が順調に進んでいく。ころんとジェルがボケて、みんなが笑う。スタッフまで笑っていて、現場はいい雰囲気だ。そんな中でも、Lapisの視線は何度も心音の方に向けられた。さっき一瞬だけ見えたあの表情が頭から離れなかった。
lp) …気のせい、やんな。
誰にも気づかれない声でそう呟く。
気のせい、そう思いながらも何となく心音の様子を目で追ってしまう。すると、心音はまたペットボトルに手を伸ばした。
lp) (また飲んどる…。)
今日だけで何回目だろうか。喉が渇いてるだけかもしれないと思いながらも、なにか引っかかった。
心音の踊る番になる。メンバーと喋るのもいつも通り、笑顔もいつも通り、のはずなのに。
カメラの前に立った心音は、一瞬だけ足を止めた。
ほんの数秒。誰も気づかないくらい短い時間。でも、Lapisには長く感じられた。
so) はい!
流れてきたイントロで分かったのか踊りだす心音。相変わらずダンスは上手い。顔はアイコンで隠れるからリスナー達には分からないが、いつも通りの表情。他の人から見てもいつもの心音と変わらない。けど…。
lp) (無理しとる…?)
そんな考えがLapisの頭をよぎる。踊るたびに心音の呼吸が少しずつ荒くなっている気がした。
踊る番が終わったのか、笑顔でチームのもとに戻っていく心音。その笑顔が、Lapisには少しだけ苦しそうに見えた。
スタッフさんが休憩の合図を出し、撮影が一旦止まった。その声と同時に心音の姿は消えていた。
lp) あれ…?
Lapisは辺りを見渡すが、心音の姿を確認できなかった。
lp) トイレやろ。
そうLapisは自分に言い聞かせるように言った。でも、心の奥で残った違和感は消えなかった。