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番外編62『彼シャツ着てみた』中編
※恋人同士になった主と執事が出てきます。おっと。どうやら執事が服を部屋に置いていったようです…。
そこに主様が来てこっそりシャツを…。
では行ってみよう╰(*´︶`*)♡
🍷
『ルカス、薬を貰いたいのだけど…あれ。』
3階執事部屋に行ったらルカスはいなくて、椅子に羽織がかけられていた。
『ルカスの服…。』
出来心でついそれを羽織る。
『ふふ、ぶかぶかね…。でも…落ち着く…。ルカスの匂いと…薬品の匂い…。』
と、その時――。
『さてと、仕事の続きを――』
『っ!?』
ルカスが部屋に入ってきてキョトンと私を見つめる。
『あ、えと、ちが、これは……』
『ふふ、そんなに顔を赤くして……どうしましたか?』
ルカスは私に近づき耳元で囁く。
『私の服を羽織って…どうしたかったんですか?遠回しに…誘われてますか?私。』
『っ……。』
(顔真っ赤…ふふ、可愛い。)
『つい、出来心……で。』
『本物に触れればいいのにわざわざ羽織だなんて…』
『本人にしたら恥ずかしいからよ…』
『恥じらってる主様も素敵ですよ。』
ルカスはそう言って両手を広げた。
『はい、主様。』
『……。』
私ハルカスに抱きつく。
(今日もまたドキドキさせられてしまった…。)
🗝
『ナックの匂いがする…。』
私はナックの仕事部屋に入りそこに置いてあった羽織を枕にして椅子に座っていた。
(いつも、ここで仕事を……。)
『本人には恥ずかしくてできないからこれくらいいいよね……。』
ガチャッ
『!?』
『おや、主様私の部屋で何を…と、それは私の羽織りですが……』
『あ、え、と、違うの!つい、その…』
『……。』
(嫌われてたかも…どうしよう…。)
ナックは私から羽織を取り、自分に着せて私を抱きしめる。
『ナック…』
『この方が…私のことをより感じれますよ。主様。』
『っ、嫌いにならないの…?怒らないの?』
『まさか…そんな所も含めて全て愛しておりますよ。』
『っ…///』
ギュッと強く抱きしめる。
『私も…好き。大好き。』
『えぇ。ありがとうございます。』
(まぁ…可愛すぎて怒りそうですが。)
⭐️
『ラムリ〜。一緒にお菓子食べ――あれ。いない?』
庭で鍛錬してたラムリと休憩しようと呼びに行ったらそこにラムリの姿はなかった。
『どこ行ったんだろ…部屋かな?』
3階執事部屋に向かう。
『ラムリいない…あれ、これはラムリの羽織…。』
(少しくらいなら…いいよね。)
ラムリの羽織を着る。
『ふふ…。ラムリに…抱き締められてるみたい。』
(ラムリ…ラムリ…。)
ガチャッ
『疲れたァ〜。あれ?主様?』
『っ!ら、ラムリ…』
『それは僕の燕尾服ですけど…』
『っ、ご、ごめん!』
急いで羽織を脱ぎラムリに返す。
『ラムリの燕尾服着たら…ラムリに抱き締められてるみたいで…つい…』
『…ふふっ。可愛い。』
ラムリはふふっと笑い私の手を自身の頬に当てる。
『主様ならいくらでもぎゅーしてあげますよ。だって僕……主様のこと大好きなんですから。その可愛いとこも…全部。』
『ラムリ……。』
『沢山ぎゅーしましょう。ね?』
『っ…///うん…っ。』
💮
『ハナマルの鍛錬の服……。』
ハナマルはつい先程まで鍛錬をしていたようだ。その服が畳の部屋に置かれていた。
『……。』
(ハナマルの匂いがする…ほんのり香る香水の香りも…。)
『もう少しだけ…。』
ガチャッ
『あれ?主様じゃん。どうしてここに…。』
主様は俺の服を抱き締めていた。
『……。』
大体の察しは着いた男。
『あ、えと……。』
その場から逃げようとしたらハナマルにそれを止められ押し倒されてしまった。
ドサッ!
『どこ行くんだよ。』
『ち、近い…。』
『で、何してたの?』
『…っ。別に、何も…』
『俺の服を抱き締めて…可愛いことしてたんじゃないの?』
『……っ。』
『はぁ…。ほんと…俺の事喜ばせて……何がしたいんだ俺の恋人は。』
ハナマルは私の頭を撫でる。
『俺がいるんだから…これからは俺に抱きついてこいよ。な?』
『……はい。』
顔を真っ赤にしながら頷いた。
☂️
『ユーハン…ユーハン…。』
ユーハンのベットの上に横になり、服を抱き締める。
(最近忙しくてユーハンと過ごせてないから…。少しくらい…。)
『ユーハンの匂い…落ち着く…。』
と、その時――
『おやおや…随分可愛いことをしますね。』
『!!』
後ろからユーハンの声がする。
『私のベットで…服を抱きしめて…何をしてたんですか?』
ユーハンは私の後ろから抱きしめる。
『…ユーハンと最近2人きりで過ごせてないから…。構って欲しくて……でも、恥ずかしくて言えないから…。』
『…ふふっ。麻里衣様でも恥じらうことがあるんですね…可愛らしい。』
ユーハンはチュッと耳にキスをする。
『ひゃ……』
『お望み通り…沢山構って……愛してあげますね。』
🧸
『……。』
(これ……テディの燕尾服…だよね。)
テディが部屋に置いていった燕尾服の羽織を見つめる。
『テディ、戻ってこないよね…。』
テディの燕尾服を抱き締める。
(テディの匂いと苦い、コーヒーの香り…。)
『テディ…大好き…。』
(ふふ、ぶかぶか…。テディもちゃんと男性なんだな……。)
ガチャッ
『……。』
ドアを開けて入ってきたのはテディ。キョトンとした目で私を見つめた。
『て、テディ、その、これは……』
テディは私を見つめたまま動かない。
『テディ……?』
『――可愛すぎます…。主様。』
『え?』
テディは私を抱きしめる。
『これ以上可愛くなってどうする気なんですか…っ。これ以上可愛くならないでください、俺もっと好きになっちゃいます。』
『え、と…わ、わかった……(?)』
『それと…ぎゅーしたいならいくらでも俺がしてあげますから!主様になら大歓迎です!むしろ特大ラッキーです!』
『ふふっ。』
拍子抜けして笑みを零す。
『可愛いのはテディだよ…。』
『俺はかっこいいって言われたいです!』
『あーもう…可愛い…///』
後編に続く!
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コメント
9件
もう神すぎるでしょー!
あゝ、今日命日ですありがとうございましたさ、最高すぎ3階と別邸組ありがとう_:(´ཀ`」 ∠):
わあ〜〜〜っ!!番外編62、めっちゃ尊い回すぎた…!!😭💕💕 どの執事も主様に対して「自分に直接抱きついてきてほしい」ってなるの、もう完全に愛されてる…!特にハナマルの「俺の事喜ばせて」とかテディの「これ以上可愛くならないで」はマジ悶絶ポイントでした…!!😇💘 全員の反応が違うのもいいですね…ルカスは余裕の誘い、ナックは包容力、ラムリは無邪気な優しさ、ユーハンは甘やかし、テディは照れつつも全力…。それぞれのカラー出てて最高でした✨ 後編も楽しみにしてます!!主様が直接抱きつく展開くるのかな…?ドキドキ…🌸