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はっ!
佐久間と話していて普通に帰る道で来てしまった…!
💗『ん?どうした?忘れ物?』
「ううん。違う違う。部活の頼まれ事思い出してさ…。」
💗『さすが優等生!何でもできるんだね!』
私の親はこんなこと一言も言ってくれない。佐久間を見習ってくれ。
「そ…そんなことないよ…!」
私は慌てて否定をした。
「あっ!そろそろ着くから私はこの辺でいいよ!佐久間は家どの辺なの?」
💗『そっか!もっと話したかったな〜!俺の家は須能商店の近くだよ!』
須能商店…。私が小学校時代家出をして泊めてもらった場所だ。あそこのおじさんにはとても感謝してる。
「そうなんだ。」
💗『じゃあまた明日学校でね!』
「また明日。」
佐久間は私に向かって手を振ると背中をこちらに向け帰って行った。
もう少し話していたかったな…。
私、佐久間のこと好きかもしれない…。