テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ぴのん
1,384
瑞希 流星♟也中
120
107
#二次創作
俺の姉さんは
俺の姉さんは好かれやすい
「あらァ緋月ちゃんに緋希裙、元気そうだねぇ」
「お婆ちゃん、こんにちは。」
「お婆ちゃん!今日も美人だね〜 」
「うふふ、嬉しいわぁ。ありがとうねぇ」
「あ、桜宮さん。こんにちは、此れ何時も来てくれる御礼です!」
「此れ…お店で評判のケーキじゃないっすか、貰えないっすよ…」
「緋希の云う通りだよ!こんな高価なもの貰えないよ〜!」
「良いんです良いんです!是非御二人で仲良く食べてください!お代は此れからも御贔屓にしてくれる事で!」
「じゃ、じゃあ有り難く…」
「御免ね〜又何か買いに行くね!」
「えぇ是非! 」
街を歩いていれば老若男女関係無く関わりの有る者達に話し掛けられ、
店をしている者からは店一番の商品を無償で頂ける位には好かれていた。
ついでで俺も色々貰ってたし有り難かったが
俺の姉さんは力がとても強い
「緋希!握力計測しよう!」
「唐突だな姉さん」
「はい緋希から!」
「ん、」
「お、47.さだって!緋希力強いね!」
「サンキュー…はい、姉さん」
「ありがと〜!えいっ」
(掛け声可愛いな…)
「わっ、緋希〜!私握力67.8だってー!」
「ゑ?」
握力計で67.8を叩き出したのは吃驚した。
掛け声可愛かったのにそんな高い数値出ると思わなかったからだ。
シンプルに恐ろしい姉だ。
俺の姉さんは良く色んなものを拾ってくる
或る日は…
「緋希〜、見てみてー」
「アブラゼミを拾って来るな元いたところに帰して来い」
「は〜い」
又或る日は…
「緋希〜、街中で凄いの見つけたー」
「なんでライオンが街中に居るんだよ動物愛護団体に引き渡して来い」
「は〜い」
そして又或る日は…
「緋希〜、なんか居たー」
「ドラゴンをなんか居たってテンションで連れて帰って来んな逃がしてやれ」
「は〜い」
毎回連れて帰って来るものの規模が上がりつつ有る為其の内どっかの神様とか連れて帰って来たりしないか心配している。
ライオンやドラゴンを連れて帰って来た時は内心吃驚してた
俺の姉さんは何処か辛そうだ
「大丈夫、大丈夫…未だ大丈夫…辛くない、辛くない。…泣かない、泣かない……ブツブツ」
「…姉さん?大丈夫か…?」
「あっ緋希…、大丈夫だよ、全然元気!!」
「……そっか、なんか有ったら云えよ!」
「うん!」
偶に青褪めた顔をして震えながら、ブツブツと何かを云っている。
とても心配だが、大丈夫だと笑顔で云われるから、其れ以上詮索出来ない。
俺の姉さんは_____
俺の姉さんは、何処か、怖い。
「姉さん、ただいm」
ドンッ!!!!!
「いッ…?!ね、ねぇ…さん…?」
「………ハッ、緋希ッ!?ごッ御免、怪我無い?!」
「う、うん…な、無い…」
「良かった……御免ね、ほんとに…」
「だ、大丈夫だ…」
偶にだが、俺が帰ってくると、カッターや包丁を持って掴み掛かって来る。
其の時姉さんは、冷たい顔をしていたり、怖い顔をしてたり、泣きそうな顔をしている。
何かが不安なんだろうとは思う。
だから、俺が姉さんを安心させてあげたい。
だけど、
俺の姉さんは、もう居ない。
〜終わり〜
○o。.登場キャラクター.。o○
・桜宮緋月 (姉) 【当時25歳】
・桜宮緋希 (弟) 【当時20歳】
コメント
7件
精神が…