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なんだ?誰?
頭撫でられて……
ん?翔太?
あ、いっちゃった…
美柚「……ん?」
目を開けるとそこには……
美柚「涼ちゃん……」
涼太「ごめん、おこしちゃった?」
美柚「ううん…」
あれ?さっきの涼ちゃん?
涼太「あれ?なんかお菓子あるけど?」
美柚「んー?え?誰だろ…」
え、なんか怖い…
美柚「ね、涼ちゃん。さっき私の頭なでた?」
涼太「ん?撫でてないけど?」
美柚「そっか…ならいいや。」
夢だったのかな…
翔太「あれ、涼太きてたんだ」
涼太「え?翔太?」
美柚「あれ、翔太?」
翔太「何?俺邪魔?(笑)」
美柚「いや、そうじゃないけど」
翔太「あ、これ(おかし)、樹から。」
美柚「あ、樹さんから?え?さっき翔太きてた?」
翔太「あ、うん、寝てたから売店行ってきた」
美柚「……なんだ(笑)」
翔太「なんで?」
美柚「ううん、なんもない//」
涼太「なるほど(笑)」
翔太「なんだよ。2人して…」
涼太「でも、今日は運動しなかったの?」
美柚「うん、ちょっとキツくて休んだの。」
翔太「無理してんじゃないの?」
美柚「かも。だから今日は休んでって蓮珠さんにも言われた(笑)」
涼太「じゃ、俺帰ろっかな」
美柚「え?もう帰るの?」
涼太「うん、顔見に来ただけだし。翔太きたならいいでしょ?」
美柚「えー…」
翔太「なんだよ、俺より涼太がいいの?」
美柚「いや……そう言ってない!」
翔太「じゃ、俺が帰ろっ」
美柚「なんでよ…もういい。2人とも帰ればいいじゃん。」
涼、翔「じゃあ、居るよ」
美柚「ふふっ(笑)さすが(笑)」
翔太「お前……」
美柚「久々に3人でご飯たべようよー」
涼太「翔太どうする?」
翔太「いいんじゃない?」
美柚「じゃ、決まり!」
涼太「じゃ、俺弁当かってくるよ。」
翔太「よろしく!あ、おかず少し多めで…」
涼太「?わかった。」
涼ちゃんが出てしばらくして、先生がやってきた。
先生「七瀬さん、どう?調子は。」
美柚「まぁ相変わらずですかね?」
先生「そう。今日なんかちょっとキツかったらしいけど…」
美柚「あ、まぁ、ちょっと。でも大丈夫です。少しずつ慣れていかなきゃですから。」
先生「そっか。仕事はどうする?」
美柚「……それは不安です。」
先生「だよね…今週末退院しよか?」
美柚「へ?」
先生「このまま入院してても、費用かかるしね」
翔太「費用は心配いりません。でも大丈夫なんですか?」
先生「正直、このまま入院していても、とくには変わらないとおもいます。それよりも、退院された方が安定するかと。もちろん何かあったら連絡してください。夜中でも。」
美柚「………」
先生「退院してからは、今月は週一で通院してもらうけど。とりあえずは年内は療養必要と診断書書いておくから。」
美柚「わかりました。ありがとうございます。」
先生が帰っていく。
退院は嬉しい。けど、仕事。どうしよう。
戻っても今までのようにできる自信はないし。
どうしよう。
翔太「美柚?」
美柚「………」
ギュッ…
美柚「えっ?」
翔太「不安そうな顔してるから」
美柚「……仕事…できるかなって。でもそろそろ働かないと生活も…病院代もいるし。」
翔太「生活費とか、病院代は気にするな。今はお前の身体が優先だろ?」
美柚「そんなに、迷惑かけらんないよ…。゚(>_<)゚。」
翔太「お前の仕事って…」
美柚「デザインしたりとかかな。だけど、今は無理かな。それより…なんか作る方が好きかも。」
翔太「じゃ、家でやれんじゃね?服のデザインとかして、作ってもらって…ネットで売るとか。」
美柚「いいね、それ!」
翔太「涼太もいるし、二人ですれば?」
美柚「なるほど!」
翔太「だから、わざわざきつい仕事戻る必要ないだろ?」
美柚「うん。ありがとう(*^^*)」
年内で色々調べてみよう。やれるかわかんないけど、やってみたい。