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次の日
テオは学校を休んだ。
セナ
「え、テオ休み!?」
ソア
「……。」
朝からずっと
スマホばかり見てしまう。
既読はつかない
“病気なんだよ。”
昨夜の声が
耳から離れなかった
ドユン
「ソア。」
ソア
「…先輩。」
廊下で会ったドユンは、
少し困った顔をした。
ドユン
「聞いた?」
ソア
「……何を。」
ドユン
「テオのこと。」
胸がざわつく。
ドユン
「昔から身体弱くてさ。」
「無理すると倒れるんだよ。」
ソア
「……。」
ドユン
「だから多分。」
「誰かを好きになるの怖いんだと思う。」
ソアは俯いた。
昨日の、
苦しそうな声を思い出す。
テオ
『好きになるな。』
あれは、
突き放してたんじゃない。
傷つけたくなかったんだ。
気づいた瞬間。
ソア
「……会いたい。」
ドユン
「え?」
ソア
「テオに。」
ドユンは少し驚いて、
そのあと優しく笑った。
ドユン
「やっぱ好きなんだ。」
ソア
「……っ。」
否定できなかった。
その時。
ピコン
スマホが震える。
【テオ】
震える指で開く。
テオ
『今日、雨降るらしい。』
その一文だけ。
でも。
ソアは気づいてしまった。
“会いたい”って、
言ってるみたいだった。