テラーノベル
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r「……あっ、元貴ー!!!」
少し遠いいところにいる元貴に大声で呼んでみた。
……あれ、
聞こえないかぁ、いつもならこんくらいでも聞こえて、すぐこっち来てくれるのに
r「元貴〜?」
m「……っぁ、涼ちゃん」
r「どしたの?ぼーってしてるけど、」
そう言った瞬間、自分でもぼーっとしてるのが気づいたのか、
すぐに顔をいつものにこにこな笑顔に変わった。
……、なんか、隠してるな
r「……話、聞こっか?」
m「っ、?」
r「いや、その、なんか暗い顔してるから。
絶対なんかあったでしょ」
少しの間、元貴が話そうとしたけど、
やっぱり話さないみたいな。
……話せないこと?
m「な、なんも無いよ?笑やだなー、もう涼ちゃんったらぁ、…〜」
r「嘘つかないで」
m「……っ、!!」
驚いたような、怯えているような表情。
少しでも
元貴に何かしてあげれたらな。
m「…、ちょっと来てっ、」
元貴に腕を引っ張られ、人がそんなに居ないところに連れてこられた。
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