この作品はいかがでしたか?
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…は?
一瞬こいつが言ってる意味が分からなかった。頭が全く追いつかない。
「流石にびっくりしたかな?はは…、ごめんね隠してて」
乾いた笑いで言う赤咲。
「いや、じゃ何でそんなもろ女の格好してんの」
とりあえず1番最初に出てきた疑問を尋ねる。
「あ〜詳細は長くなるから省くけど、単に女になりたかったんだよね」
「なんで?」
「その方がみんな喜ぶから、かなぁ」
赤咲の言いたいことがよくわからなかった。
「…他の人は知ってるの?」
「ん〜担任にだけ言っとけばいいや〜って思ってたんだけど、どっから情報手に入れたんだか朱音っぴたちが知ってるみたいだね」
「みたいだね、って…あんたはそのままでいいの?またあんな風にいじめられるんj…」
「いじめられてないよ」
「え?」
「アタイはいじめられてない。確かに悪口言われたりするのはキツイけど、アタイみたいのを受け入れられない人もいるから。トランスジェンダーってやつ?アタイは違うんだけどね」
赤咲がここまで言うなら大丈夫なのかな
「あ、でも百合っぴがアタイみたいの無理だったらこれからは関わるの控えるよ!」
「別にいいよ。私は性別とかは大して気にしないから」
「うぇ!?」
突然素っ頓狂な声を上げる。なんか今私変なこと言ったか?
「絡んでいいの?」
「…まぁ、常識の範囲内なら…」
「やっっったぁぁぁぁ!!!」
うるさ…やっぱ止めといた方がよかったかな、
「てことで早くこれ拭くよ」
机を指さして言う。
「アタイマニキュアの除光液持ってるからすぐ綺麗になるよぉ」
鞄を漁る赤咲を見て私は思う。
…なんで学校に除光液持ってきてんだよ
「……あれ?ない!!…あ、」
「まさか倉持達が盗んで…」
「昨日夜中の3時半までネイルやってそのまま家に置いてきたんだった…」
「…私の心配返せ」
「ゴメンって〜!2人で水拭きだ〜!」
「こんな濃いの、消すのどんだけかかんのよ…」
「すぐ終わるって〜!頑張ろ〜!」
すぐ右の壁側に面してる方の赤咲の机。丁度藍崎からは死角で見えない。
そこには空になったマニキュア除光液のボトルと、中に入ってたと思われる液体が溢れていた。
本当に申し訳ありません!
ずっと文章組み立てられなくて結果的に今の形になったのですが、、
るねに協力してもらいつつ、ぼちぼち投稿していくのでよろしくお願いします!
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おつみふ〜
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