TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

今回のcp 🦞×🌹



〜注意〜

・ご本人様方には一切関係ございません。


・荒らし、通報、無断転載、誹謗中傷、ご本人様方に迷惑のかかるような行為などは一切禁止です。


・コメント時、ご本人様方のお名前表記は各自で対策お願い致します。こちら側は一切の責任を負えません。


・作品内に名前が出てくる時は、カタカナで表記します。(例外:元々カタカナの名前の方は平仮名で表記)


詳しくは、自己紹介の投稿でご確認下さい。🙇🏼‍♂️


これらを守れる方だけ、ご閲覧下さい。


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓





















side 🌹


アベ が 急いで 家 を 出た 後 、 俺 は 呆然 と 立ち 尽くし 遠く を 眺めて いた 。






なんで 泣いてた の … … ? ?






分から ない 。


いくら 考えて も 、 何 も 分から なかった 。




俺 は 、 アベ を 傷つけて しまった … の かも しれ ない 。




頭 を 抱え 、 ため息 混じり に その 場 に 座り 込む 。




宮 ) … ごめん 、 アベ 。 ( 小 呟




今更 言って も なんの 意味 も ない 。


ましてや 、 理解 も して ない のに 謝る なんて … 。




良く ない とは 思い つつ 、 眠気 と 変 な 頭痛 の せい で 、 今 は そう する 事 しか 出来 なかった 。




宮 ) ごめ 、 っ … ( スヤッ




そのまま 意識 を 手放し 、 深い 眠り に ついた 。











朝 、 目 が 覚め 、 スマホ を 開く と アベ から 連絡 が 来て いた 。




昨日 の 事 も あり 、 怖く て 開こう か 悩む が 、 内容 だけ でも 確認 しよう かと 通知 を 押す 。




📗 『 遅く まで 昨日 ありがとう 。 』




書かれて いた 内容 は 、 それ だけ だった 。


しかし 、 それ だけ でも アベ の 悲しさ を どことなく 感じる 。




宮 ) … … っ 、 ! ( 起 上




俺 は そっと スマホ を 閉じ 、 YouTube 撮影 に 行く 準備 を した 。











ショウタ に 指定 された 場所 へ 向かう と 、 今日 の 撮影 メンバー が 既 に 来て いた 。


メンバー を 確認 する と 、 アベ は 今日 は 一緒 じゃ ない みたい 。




この 現状 に 、 少し ホッと して しまった 。




そんな 自分 が 嫌 に なる が 、 考え ない よう 心 に 蓋 を する 。











YouTube 撮影 を 進める が 、 全く 集中 出来 なかった 。




アベ は この 場 に 居ない のに … 。 YouTube 撮影 して れば 、 忘れ られる はず だと 思ってた のに … … 。




俺 の 頭 の 中 は 昨日 で 止まった まま 。


あの 、 アベ の 悲し そうな 顔 が 目 に 焼き 付いて 離れ ない 。




LINE も 未だ 返信 は して いない 。




いや 、 返信 なんて 出来 ない 。




宮 ) どう すれば … ッ 。 ( 小声




目 ) … … ? ( 様子 伺




俺 は 誰 にも 聞こえ ない くらい の 声量 で 言った つもり だった が 、 メグロ には 聞こえて いた のか 心配 そうに 声 を 掛けて くれる 。




目 ) ダテ さん … 。 大丈夫 、 … ? ( 近寄




宮 ) … … うん 。 大丈夫 、 ( 苦笑




目 ) 嘘 だ 。




宮 ) えッ 、 ? ( ビクッ




鋭い 眼差し で 捕らえ られ 、 目 を 奪われる 。




目 ) ダテ さん 、 嘘 つかない で 。 相談 だったら 乗る んで 、 話して 下さい 。 ( 手 優 包




その 言葉 に 甘え 、 口 を 開いた 瞬間 。




渡 ) ダテ さん 、 メグロ 。 もう 一本 、 撮ろ 。




宮 ) あぁ … . . 。 うん 、 分かった 。




ショウタ に 呼ばれ 、 その 場 で 相談 は 出来 なかった 。











- 撮影 後 。


宮 ) … メグロ ? ( 小声




目 ) はい 、 ? ( 振 返




宮 ) さっき さ 、 相談 して って 言った よね 、 … ?




目 ) 言い ました 。 やっぱり 、 なにか 悩んで るん です か ?




宮 ) んー … 少し ? だから 、 俺 の 話 に 付き 合って 欲しくて … ( 上目遣




目 ) あ 、 じゃあ 俺ん 家 来ます か ?




宮 ) え ? そこ まで して 貰わなく ても 大丈夫 だよ … ?




目 ) でも 、 あれ だけ 悩んでた って こと は 話し づらい 内容 なん じゃ ない です か ? ( 首 傾




メグロ は 、 たまに 抜けて いる 所 が ある が 、 メンバー の 事 を よく 見て いる と 思う 。




今 だって そう だ 。


俺 の 事 を 見て くれて いた から こそ の 発言 。




目 ) 家 だったら 、 ダテ さん の タイミング で ゆっくり 相談 できる し 、 俺 以外 には 誰 にも 聞かれ ません し 。 よく ない です か ? ( 優 声




宮 ) … メグロ が 良い なら 。 そう させて 欲しい 、 っ ( ホッ




メグロ の 優しい 提案 に 、 どこか 安心 して しまった 。











side 🦞


ダテ さん と 、 俺 の 家 に 帰宅 する 。




時間 は 、 夜 の 8時 前 。




ダテ さん が 話し 出す まで 、 相談 内容 に ついて 俺 から は 口 に 出さ なかった 。


ダテ さん が 話し やすく なる まで 、 ひたすら 寄り 添って 時間 を 費やした 。






そう こう してる 内 に 、 8時 、 9時 、 10時 … と 、 時 が 流れる 。




そして 、 とうとう 夜中 の 11時 前 。




宮 ) … … メグロ 、 ? ( 囁




ようやく 、 ダテ さん が 話 を 切り 出した 。




目 ) うん ? ( 視線 向




ソファ に 2人 で 横 並び に 座り 、 俺 は ダテ さん を 見つめる 。




宮 ) 今日 言ってた 相談 の 事 なん だけど … 。




目 ) うん 。 ( 頷




宮 ) 実 は 、 さ … 昨日 … …




ダテ さん は 、 俯き ながら ゆっくり と 静か に 昨日 の 出来事 を 話して くれた 。






内容 は 、 こう だった 。






昨日 、 他 の セフレ と シた あと 、 12時 を 過ぎて も 帰ら なかった のに 対して 、 冗談 で 「 俺 の 彼女 に なる つもり なの ? 」 と 言う と 、 初め は 笑って た のに 、 その 後 その セフレ は 泣いて 出て 行って しまった 。


更 に 今日 、 『 遅く まで 昨日 ありがとう 。 』 という LINE が 来て いたが 、 昨日 の こと も あり 返信 でき なかった 。


そして 、 なんで 泣いてた のか 、 分から なかった 。


との こと 。




宮 ) 俺 は 、 泣かせて しまった … 。 けど 、 理由 が 分から ない 。 どう すれば 良かった のか って 今日 一日中 悩んで た … . . 。 ( 困 顔




俺 には 、 その セフレ の 気持ち が 分かる 。




恐らく 、 俺 と 同じ 感情 だから 。






‘ ダテ さん が 好き ’ だから 。






たとえ 、ダテ さん は 冗談 の つもり で 言った と しても 、セフレ 以上 の 関係 を 求めて いる ‘ 俺 たち ’ から したら 、 その ダテ さん の 思わせぶり な 発言 に 、 儚い 期待 を して しまう 。




それも 、 たぶん 他 の セフレ も 一緒 だと 思う 。




どれ だけ の 人 が 、 ダテ さん の 恋人 に なりたい と 思って いるか 、 ダテ さん 本人 は 分かって ない から 言って しまったん だろう 。






目 ) … . そっか 。 そんな こと が あったん だ 。 … … … きっと 大丈夫 だよ 。 ( 優 頭 撫




宮 ) … . . 本当 、 ? ( 顔 上




目 ) … うん 。 LINE も 、 無理 に 返信 しなくて いいん じゃ ない ? もしかしたら 、 相手 も その こと 分かってる かも だし 。 ( 微笑




俺 が そう 言う と 、 ダテ さん は 安心 した ように 少し 微笑んだ 。




宮 ) ありがとう 。 メグロ 。 ( 抱 着




目 ) うん … あまり 一人 で 抱え 込ま ない で ね 。 相談 は いつ でも 乗る から 、 … もっと 俺 を 頼って 、 っ ? ( 背中 ポンポン




宮 ) … ん 、 本当 に ありがとう 。











気づけば 、 時刻 は 11時 半 。




いくら 寄り 添って も 、 ダテ さん は 俺 の 気持ち には 応え ない 。




応え られ ない 。 ‘ みんな 平等 ’ に 。






もしも この 気持ち を 伝え たら 、 ダテ さん は どんな 反応 を するん だろう か 。


ただ 、 純粋 に 気 に なった 。




目 ) ダテ さん って 、 告白 された こと … または 、 告白 した こと って 、 あり ます か ?




帰る 支度 を する ダテ さん に 質問 する 。




宮 ) え 、 どうした の 。 急 に 、 笑




目 ) … . . いや 、 ふと 気 に なって 。




ダテ さん は 、 「 何 それ 」 と 言い ながら 笑う 。




宮 ) 無い よ 。 どっち も 。




目 ) … ぇ っ 、 どっち も 、 … ? ( 驚




それ は 、 予想 外 だった 。




どちら か は 経験 が ある から 、 ‘ あんな こと ’ 言った の かと 思った のに 。






… あぁ 、 だから こそ 言えた の かな ? 冗談 で 。




目 ) … ダテ さん 。




どんな に 寄り 添った 時間 を 過ごし たって 、 ダテ さん は 12時 に 帰るん でしょ ?




だったら 冗談 で 言おう かな 。






目 ) 大好き 。 笑 ( ニコッ




敢えて 、 冗談 混じり に 想い を 伝える 。




宮 ) … ぇ 、 … っ ? ( 失笑




ダテ さん の 表情 が だんだん 曇り 、 笑み が 消える 。






分かって 欲し かった 。 ‘ 俺ら ’ の 想い も 。 昨日 、 ダテ さん が その 人 に した こと も 。






こっち が どれ だけ 辛い か 、 って こと を 。






ダテ さん 、 分かる ? 冗談 が 冗談 じゃ なく なる 、 この 感じ 。




宮 ) えッ … メグロ 、 ? それ って … 。




目 ) … … 冗談 だよ 。 もちろん 。 ( 愛想 笑




宮 ) っ 、 ! ( ピクッ




怖気づいた のか 、 何とも 言え ない 微妙 な 表情 を 見せる 。




目 ) … そろそろ 帰る ? 12時 に なる し 。 ( 肩 優 触




宮 ) … … 。 ( コクッ




ダテ さん は 、 なに も 言わず 頷いた 。











目 ) じゃあ 、 気 を 付けて ね 。 ( 見送




宮 ) うん 。 今日 は … 相談 、 乗って くれて ありがとう 、 っ ( ニコッ




不器用 に 笑う ダテ さん を 、 玄関 先 で 見送る 。




目 ) うん 。 また 、 いつ でも 相談 して 。 おやすみ 。 ( 手 振











side 🌹


正直 、 少し 怖 かった 。




メグロ の あの 、 鋭く 、 奥 に 一切 の 光 も 無い 真っ黒 な 瞳 。




まるで 、 何か を 忠告 された ような 、 何か を 暗示 する ような 表情 。






メグロ は 俺 の 為 に 言って くれたん だ と 思う 。




だけど 、 自分 の 悪い 所 に 、 どこか 気付き たく ない 自分 が いた 。




宮 ) … はぁ ー … … ダメ だ 、 俺 。 … 誰か 、 会いたい 。




こんな 深夜 に 会って くれる 人 は 、 そうそう 居ない 。




だけど 、 この 人 なら 。


優しい フッカ なら 、 会って くれ そう 。




何故か 、 そう 感じた 。




連絡 先 を 開き 、 フッカ に 電話 する 。




流石 に 、 もう 寝てる かな … ?




こんな 時間 に 掛け たら 、 普通 に 迷惑 だよ ね … 。




そう 思い つつ も 、 出て 欲しい と 願って しまう 。




宮 ) やっぱ 、 寝てる か … 。




12時 を 過ぎてるん だから 、 当然 と 言えば 当然 だ 。




何 コール も した が 、 出そう に ない から 諦めて 切ろう と した 瞬間 。




深 ) … もしもし 、 ? ダテ さん ? ?




宮 ) あッ 、 … フッカ 、遅い 時間 に ごめん 。 ( スマホ 耳 当




深 ) 全然 いいよ ー ! わら

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎どうした の ?




宮 ) … … 。 ( 黙




深 ) … ん ? ダテ さん 、 っ ? ( 心配




宮 ) 今 から … . . フッカん 家 、 行って も 良い ?











Next ···▸ 🎮






❅┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❅






思った以上に長すぎたので、🎮×🌹は次回に。


急な予定変更、すみません。🙇🏼‍♂️

loading

この作品はいかがでしたか?

35

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚