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【俺のコンプレックスはこの瞳】(読切)
紹介
たつや「俺はたつや。皆からは、たっつんと呼ばれている。」
たつや「この人は俺の彼女」
えと 「えとです!よろしくお願いします!」
たつや「からぴちの他のメンバー紹介」
じゃぱ「じゃぱぱでぇす!よろしく☆ふざけるよ☆」
のあ 「のあです!お菓子大好き!」
ゆあん「ゆあんです!パソコン大好き!」
シヴァ「シヴァでーす!たまにシヴァママになるわよ〜」
どぬく「どぬくです!狐と人間のハーフです!」
うり 「うりです!うるさいです!」
ヒロ 「ヒロです。羊の王子様と呼ばれます」
なお兄「なおきりです。なお兄って呼ばれます」
もふ君「もふです!頭脳キャラです」
るな 「るなです!天才です!麦芽飲料最高ですよ!」
たつや「そして、主人公のたっつんと」
えと 「その彼女のえとです!」
たつや「それでは、本編へ、どうぞ!」
本編
たつや「俺には、コンプレックスがある。それは…」
たつや「眼帯の下の目は、ひかっているんだ。生まれた時から、ずっと…」
たつや「小学生の修学旅行の時に、眼帯を取られてしまって、気味悪がられて、絶対にからぴちのメンバーにも、見せないようにと…」
たつや「常に心がけているんだ。でも、あんな事が起こるなんて…」
えと 「じゃっぴ!たっつん起こしてきてくれない?」
じゃぱ「しゃーねな、行ってくるわ、うりもこい」
うり 「え?俺も?しゃーねな…」
えと 「よろしくね〜」
じゃぱ「たっつんー?はいるね〜」
ガチャ
たつや「スースー」
じゃぱ「寝てる時も眼帯つけで居るんだね…」
うり 「邪魔そう…」
じゃぱ「なぁうり。眼帯とってみようぜ」
うり 「見てみたいよな〜誰も見てねぇから」
じゃぱ「取るよ」
うり 「あぁ」
じゃぱ「たっつんの、眼帯の下って…」
うり 「こんなんなんだ…。イケメンで、腹立つ…」
たつや「むにゃむにゃ…パチッ」
たつや「なんでここおるん!?」
じゃぱ「えーと…たっつん!?」
うり 「たっつん、目…」
たつや「は?…チラッ」
じゃぱ「…(眼帯を持っている」
たつや「ッ!お前!!バシッ(眼帯を奪い取る」
たつや「ダッダッダッ」
じゃぱ「たっつん!!」
うり 「たっつん!!!!!!」
たつや「ドンッ」
?? 「イテテテ…」
たつや「イテテテ…」
?? 「あっ!たっつん!遅かったから心配したんだよ…」
?? 「…え?」
たつや「えとさん…ごめん!!!」
たつや「ダッダッダッ」
えと 「たっつん、?あの目…ひかっていた、」
えと 「…」
正直、ものすごく綺麗だった…
シヴァ「えとさん?何してるの?大丈夫?」
えと 「たっつん、追いかけなきゃ!」
シヴァ「待ちなさい。(腕を掴む」
えと 「事情は、後!」
シヴァ「先。何があったの」
えと 「なんか、目が、ひかってた…」
シヴァ「どゆこと?」
えと 「たっつんの、眼帯の方の目がひかってた…」
じゃぱ「ごめん…俺のせいだ…出来心で、眼帯取っちゃった…ポロポロ」
うり 「ごめんなさいごめんなさいポロポロ」
なお兄「それで、怒っちゃったんですか?」
えと 「違う…怒っているのもあるけど、悲しそうな顔をしてた…」
えと 「だから、嫌われるのが、怖いのかも知れない!」
えと 「誰も、嫌ったりなんかしないし、私はあの目、素敵だと思った。」
なお兄「流石、えとさん、たっつんさんの事、よくわかってますね…」
えと 「当たり前じゃん…追いかけなきゃ…」
シヴァ「•••」
えと 「シヴァさん、行っていい?」
シヴァ「…気を付けてね、」
えと 「うん、?」
タッタッタ
なお兄「何を気を付けるんですか?」
シヴァ「…嫌な予感がするの、」
えと 「ハッハッ…どこっ、たっつん、」
たつや「…」
やばいもう戻れない
きっと気味悪がられた…
嫌われた…
きっとからぴちも引退に…
なるだろうし、
リスナーさんにも、嫌われちゃう…
俺がこんな目だから、
こんなコンプレックス
なかったらよかったのに
えと 「ハァハァ、たっつん!!」
たつや「えとさん…?」
えと 「眼帯してる…」
たつや「俺にもう関わらんといてくれ」
えと 「なんで!?」
たつや「あんなコンプレックス見られて、一緒にいる人なんかおらへんし、」
えと 「私は!!!!」
えと 「あの目、綺麗だと思ったよ…」
たつや「は、?」
たつや「俺は、このコンプレックスのせいで、人生が、台無し…」
たつや「それに綺麗って言われても何とも思わんわ!!」
たつや「それも、嘘で、気遣っているんは分かっとるんや!!」
えと 「気遣っているわけじゃ…」
えと 「私はただ、本当に綺麗だと思っただけで!」
たつや「嘘つくな!!それで皆、おらんなっていった…」
たつや「そんな言葉、信じる訳ないやろ!!(悲しそうな顔をする」
えと 「たっつん…(触れようとする」
たつや「バチン(はじく」
たつや「触んな!!!」
えと 「た、たっつん、?」
たつや「…あ、え、と、その…そんなつもりは…ごめっ…」
えと 「ギュッ」
えと 「大丈夫。分かってるよ…傷つけるつもりはなかったんでしょ?」
えと 「怖かったんだよね。皆に気味悪がられて…」
たつや「ポロポロ」
たつや「ギュッ」
たつや「うぇぇぇぇぇぇん」
たつや「ごめんな、ごめんな、えとさん…」
たつや「怖くて、裏切られて、えとさんはそんな事、せんって、わかっとるんやけど、」
たつや「怖くて、怖くて、ポロポロ」
えと 「わかってるよ、何年付き合ってると思うの?」
たつや「3年?ポロポロ」
えと 「それぐらいもう、たったんだ…」
たつや「早いな、時の流れって」
3年前
ゆあん「たっつん?なんで、えとさんの方しか見てないの?」
たつや「え!?見とったか?」
ヒロ 「ガン見してましたよ?」
たつや「マジか…無意識だった」
ゆあん「…たっつん、えとさんの事、好きなん?」
たつや「は!?//んなわけ無いやろ!!」
ヒロ 「好きですね、これ…」
たつや「なっ!?」
たつや「…好き」
えと 「誰が?」
たつや「えとさん!?」
たつや「どうしてここに…」
えと 「話し声が聞こえたから…」
えと 「…」
やっぱ好きな人いるよね…
私はたっつんが好きなの
でも、叶わないな〜
たつや「えとさん。今日一緒に帰ろう」
えと 「…いいよ」
たつや「…」
俺は決めた。
帰っている途中に
『告白』する
振られてもいいから
思いを伝える
帰り道
たつや「……」
えと 「……」
何これ、気まず!!
たつや「えとさん…」
えと 「ん?」
たつや「…好きです。付き合ってください」
えと 「え!…本気?」
たつや「本気。」
えと 「ポロポロ」
たつや「えとさん!?」
えと 「ごめん、ごめん。嬉しくて、」
えと 「好きな人と、両想いなんて、」
えと 「嬉し過ぎて!」
たつや「え?!じゃあ…」
えと 「もちろん!よろしくね!」
たつや「やった!!」
えと 「懐かしいね。(ギュ」
たつや「うん…ギュ」
たつや「…ハッ」
たつや「あ、ごめん!(離れる」
たつや「みっともない姿、見せちゃった…」
えと 「大丈夫だって!皆のとこ、戻ろ?」
たつや「………」
怖い
えと 「怖い?」
たつや「!?」
たつや「さっき、俺の心の声と、えとさんの声、ハモった…」
えと 「え?笑」
たつや「えとさん。怖いけど、帰る…」
えと 「それがいいと思う!ニカッ」
たつや「…えとさん、ごめんね」
えと 「え?」
たつや「チュッ(口にキス」
えと 「ごめんねってそういう事…///」
たつや「元気でた!帰ろう!」
えと 「…ニヤニヤ」
たつや「なんで、ニヤニヤしてるん?」
えと 「だってたっつん、顔、赤いよ?」
たつや「なっ!//(顔を隠す」
たつや「さっさと帰るぞ!」
えと 「はーい」
家
えと 「ただいま~!!」
のあ 「おかえりなさい」
るな 「タッタッタ。えとちゃん!!ギュー」
えと 「るな!」
るな 「何故か一部の人、泣いてますよ?」
のあ 「なにか、あったんですか?」
たつや「それ、俺が原因や…」
のあ 「たっつんさん、おかえりなさい」
のあ 「原因ってなんなんですか?」
たつや「…えっと、」
もふ君「じゃっぴとうりが、許可も無く、眼帯取ったんでしょ?」
どぬく「ずっと泣いてるんだよ!今、ヒロ君とゆあん君が、よしよししてる!」
もふ君「で、シヴァさんとなおきりさんは叱ってる」
たつや「なんで、知っとるん?」
どぬく「だって、じゃっぴが、うぇーんあんな事、しなきゃよかったぁ…俺が眼帯とろうなんて思ったからぁって泣いてるんだよ」
たつや「俺にコンプレックスがあるせいで…」
えと 「私はそれ、コンプレックスと思わないけどな〜」
えと 「たっつんの素敵な目だと思うよ?」
もふ君「それってどういう事?」
えと 「どうする?たっつん。」
たつや「皆に、ちゃんと知ってもらいたい」
たつや「だから、皆をリビングに呼んでくれないかな、のあさん」
のあ 「任せてください!」
のあ 「皆さん、耳、塞いでてくださいね?」
のあ 「皆さーん大至急、リビングに集まってくださーーーい!!!!!!(大声」
リビング
ヒロ 「何?のあさん、近所迷惑になっちゃうよ」
のあ 「それはすみません💦」
なお兄「どうして、リビングに集まるんですか?」
えと 「話があるからだよ」
シヴァ「えとさん!」
えと 「あ、ただいま~シヴァさん」
シヴァ「…後で来なさい」
えと 「はい…」
じゃぱ「えとさん!たっつんは?」
うり 「俺達、謝らなきゃ…」
たつや「…じゃぱぱ、うり、」
じゃぱ「たっつん…」
うり 「ごめん!!!勝手に取って!!!」
たつや「…!(驚いた顔」
たつや「もう、いいよ」
たつや「俺、皆に眼帯の下、ちゃんと見せようと思う…」
たつや「俺のコンプレックスだから、反応が、怖いけど、皆に、隠し事、したくないから…」
ゆあん「たっつん…」
たつや「…(目を瞑って眼帯を取る」
たつや「いくよ…」
たつや「…(目を開ける」
るな 「わぁ…(うっとり」
のあ 「ひかってます…(うっとり」
どぬく「綺麗だ…(うっとり」
えと 「綺麗…(うっとり」
たつや「…(眼帯をつける」
たつや「これが俺のコンプレックスなんだけど…」
るな 「あんなに綺麗なの、初めてみました!!」
シヴァ「綺麗過ぎて声がでなかった…」
たつや「皆、気味悪がらないの?」
皆 「気味悪がらないよ!!あんな綺麗なの!」
えと 「ほら、皆、怖くないよ」
たつや「うっ…ポロポロ」
たつや「よかったぁ…ポロポロ」
えと 「でも、あんまり眼帯取らないでね」
たつや「なんでや?」
えと 「皆、惚れちゃうかも知れないから…」
えと 「取られたくない…」
皆 「可愛い過ぎ!!!」
たつや「大丈夫やわ、俺にはえとしか居らんし」
えと 「!?///」
シヴァ「ちょっと!ちょっと!イチャイチャしないでもらえる?」
えと 「してないもん!」
えと 「…ニコッ」
ほら、皆優しいし、
コンプレックスじゃなかったでしょ?
俺のコンプレックスはこの瞳
終わり
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